【土曜出勤・日曜出勤】してると確実に人生詰むよね… 転職すべき?

 

『月初の土曜日は出勤日』

『忙しい時期は日曜出勤有り』

 

デザイン業界の一部(事務所や下請けに多い)ではこんなルールが存在します。

その他の業界でもきっと同じ様なルールの会社はあるでしょう。

 

「新卒で仕事を教えて貰いながらお給料を貰っているんだから、それくらい我慢しなきゃ!」

 「今のご時世、定職が有るだけでも有難いよ。休日出勤は仕方ない」

こんな言葉で、自分を納得させながら長い時間仕事をしている人もいるかもしれませんね。

 

はっきり断言してしまうと『土曜出勤・日曜出勤が当たり前の環境で長く働いていると、確実に人生詰んでしまいます

 

本当に仕事を知らない新人が1〜2年の間、勉強を兼ねて自発的に一生懸命働いたり、仕事が楽しくて楽しくて仕方がない場合は個人の自由で良いと思います。

会社を経営していたり、会社で重要なポストに就き十分なお給与を得ている方も良いでしょう。

 

しかし、30歳前後の中堅層と呼ばれるような年齢で休日出勤しなければいけない状況は、キチッとした決断が必要なタイミングなのだと思います。

 

特に自分の意志に反した土日出社は本当に人生のリスクです。

『休養不足の体調不良リスク』は勿論ですが、『自分の価値が上がらないリスク』も無視できません。

 

 週休2日制の意味とは?「1日休養、1日教養」

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昭和40年。

日本で最初に週休2日を採用したのは松下電器産業(現パナソニック)

 

創業者の松下幸之助さんは海外との競争に勝てる様に、日本人の生産性を上げる為に「1日休養、1日教養」という考えの元、週休2日制を導入しました。

 

これは今から50年も前のお話です。

長い時間働いて一時的に利益を出しても、社員が元気を失くしてしまったら会社も尻すぼみになってしまいます。

それでは一生懸命休み無く働いても全く意味がないですからね。

 

「長時間労働は悪だ!生産性を上げてブラック労働を無くそう!」

「生産性をちゃんと意識して、自分の時間を取り戻そう!」

「ワークライフバランスが大事!」

 

今なにかと話題の『生産性』や『働き方改革』

実は50年以上前から繰り返し言われている事なのです

 

そんな中、未だに土曜出勤・日曜出勤が存在しているんですよね。

そのような会社はひょっとしたら、50年前から進歩していないのかもしれませんね?

 

『自分の価値を上げる習慣』はどんどん重要になっている

仕事の『生産性』を上げる為には、しっかりとした休養と教養が不可欠です。

「土曜日にはゆっくり休んだり、運動をして体をリフレッシュ!」

「日曜日には新しいスキルの習得や、ゆっくり読書!」

そんな充実した時間を過ごすことが大切です。

50年前の松下幸之助さんが考えた事を今の私たちはいったいどれ程の人が実践できているのでしょうか?

 

大きな企業でも潰れてしまったり、変化の激しい世の中。

今は周りをいくら探しても『絶対の安定』というものが無い時代です。

 

その反動で就活生は『安定志向』に向かっていますね。

『公務員』や『大企業』など、自分の外に『安定』を求めている様です。

 

しかし、これからの時代に本当に大切な事は、『しっかり休んで、しっかり学んで、自分の価値を上げる習慣』なのでは無いでしょうか?

 

自分の中に『安定』生み出す事が大切。

それを裏づける知識と経験を積み重ねる事が、どんどん重要になっていると感じます。

 

確かに経営は大変。。。だけどこのままで良いのか?

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『 しっかりとした休養と時間的余裕が必要』なのは確実ですが、『経営が大変でそれどころでは無い!

会社は労働力を搾取してでも資本主義社会の中で生き残らなきゃいけない』という会社が存在するのも確かです。

 

この話は突き詰めていくと「卵が先か?鶏が先か?」論になってしまうのが辛いところですね。

過酷な労働環境はそんなに簡単には改善できません。

「自分を生かすか?会社を生かすか?」この選択は非常に難しいですね?

実情、会社で出世をしていて重要な役職についている方々は後者を選択している場合も多いです。

それも一つのカッコ良い選択だと思います。

 

あとは、自分自身がどうするべきか?

今いる会社と一蓮托生を決断し、出世を目指しつつ土曜出勤・日曜出勤を受け入れるべきか?

それとも自分のキャリアはまだまだ転職の可能性もあるから、自分の価値や健康を大切にするために休日出勤を受け入れないべきなのか?

この問題は先送りせず、今すぐ直視すべきだと思います。

 

ご存知の通り、これからは「個の時代」と言われています。

それはつまり私たち一人一人が自分自身の人生を「経営」する必要があるという事です。

 

『土日に働いていると経営(人生)が詰む』と考えて、週休2日制が始まりました。

「1日休養、1日教養」の習慣はメチャメチャ大切な教えです。

この事をどう受け入れるか?それが重要ではないでしょうか?

 

最近ではリモートワークの普及など業務の効率化も進み、デザイン業界でも土日出社をしなければいけない会社は減ってきています。それはより良い環境に転職している人が多いということでもあります。これは良い傾向ですね。

 

もし忙しい状況で転職活動をスタートするのであればミイダス などのスマホのアプリで手軽に始められるものが便利だと思います。

実はマンツーマンでサポートしてくれるエージェントサービスなど、ガッツリ系の転職活動はやりとりするだけで結構疲れてしまいます。

土日出社しているような状況では大変なのが実情です。(なので土日出社を続けてしまうケースが多い罠)

 

「1日休養、1日教養」

これからの将来のためにこの言葉を胸に留めておきましょう。

 

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!

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