グラフィックデザイナーの転職サイト【総まとめ】
転職したい!と思っているグラフィックデザイナー向けに、転職サイトや効率のいい転職方法をまとめました。
在宅やテレワークを叶える方法もあります。
1 行きたい会社の募集状況をチェックする
まず初めに、行きたい会社がある人はまずは各ホームページでチェックしましょう。リクナビやマイナビでは募集がかからない会社も多いです。
大企業のキャリア採用は普通3〜5年以上の経験を求められます。それ以下の3年未満の経験年数の人は転職サービスを利用した方法の方が転職先が見つかりやすいです。
グラフィックデザインの有名企業
博報堂 | 電通 | ADK |
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採用ページ | 採用ページ | 採用ページ |
資生堂 | サントリー | 花王 |
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採用ページ | 採用ページ | 採用ページ |
日本デザインセンター | ブラビスインターナショナル | DRAFT |
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採用ページ | 採用ページ | 採用ページ |
2 転職サービスを活用する
経験年数が3年未満の人と、会社名よりも「条件」」によって会社を選びたいという人は転職サービスを利用するのがおすすめです。
例えば
- なるべく定時帰宅したい
- テレワークしたい
- フレックスタイム制で働きたい
….などなど、条件で探すこともできます。細かい条件をつけるなら、エージェントサービスを使ってください。転職サイトのエージェントさんと一度面接し、そこで条件に合いそうな求人をいくつか紹介してもらい、サポートしてもらいながら応募するというサービスです。
グラフィックデザイナー向け転職サイト一覧表
マスメディアン | エージェント付き |
おすすめ! デザイン系企業のみ扱う。グラフィック、web、映像系デザイナー向き。未経験歓迎(ディレクター職)。登録前に企業検索可能 口コミ・評判 |
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エージェント付き | おすすめ! 女性クリエイターのための転職サービス。働きやすい職場探しに大変有利。未経験可。男性利用可。映像、ゲーム、IT、Web業界の求人を多く扱う。 | |
エージェント付き | おすすめ! Web、IT、ゲーム業界の大手。webデザイナーやゲームデザイナーの求人も多く扱う。登録前に企業検索可能。 | |
エージェント付き |
おすすめ! Web業界を中心に、広告、出版業界に強い。IT業界大手を狙える。 口コミ・評判 |
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doda(デューダ) | 自分で頑張る or エージェント付き or スカウト |
企業全般満遍なくバランスが良い。プロダクトデザイナーに強い。他デザイナー募集は少なめ。大手企業を狙いやすい。 口コミ・評判 |
エージェント付き | ゲーム業界大手に特化したサービス。転職先にゲーム業界しか考えていないならここ。 | |
リクナビNEXT |
自分で頑張る |
転職系利用者No.1。デザイナー募集は少ない、大手一般企業を狙いやすい。 口コミ・評判 |
エージェント付き | デザイナー募集は少なめ、大手一般企業が狙いやすい。 | |
マイナビ転職 | 自分で頑張る or スカウト | デザイナー募集は少ない。大手企業は狙いやすい。リクナビに次ぐ大手サイト。 |
自分で頑張る | 求人件数が多い。デザイナー募集も多い。登録なしでも企業検索できるので便利。「デザイナー」検索すると、幅が広すぎてデザイン業か疑問を感じる企業もあるのでしっかり調べる必要がある。 | |
SNS | 今伸び盛りで注目の、SNSを利用した転職サービスです。デザイナー採用も多めです。ただ、今落ち目の Facebookでのつながりを基本的に使うというところが不安ですね...。攻めた転職活動がしたい!という人は試しに登録しておくというのもありかもしれません。 |
3 在宅ワークやフリーランスデザイナーを目指す
在宅ワーク(リモートワーク・テレワーク)をしたり、フリーランスデザイナーとしてやっていく道もあります。
一番簡単に始められるのはクラウドソーシングサービスを利用するとこです。
企業の在宅ワークは、一時的なもので残念ながら普及していないようです。在宅ワークを必須条件にしたい場合は、まずは転職エージェントに相談してからの方が効率的です。
クラウドソーシングサービスの代表三社
クラウドワークス | デザイン系求人が多い、最もメジャーなサービス |
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ランサーズ | クラウドワークスに比べるとデザイン系求人が少なく感じるが、両方登録しておく人がほとんど。 |
ココナラ | ロゴ、イラストなどクリエイティブ系を多く扱う |
ただし、クラウドソーシングサービスは欠点も多いです。特にグラフィックデザイナーにとって最善だとは思いません。注意して使ってください。以前私が使った所感を書いたのでこちらも読んでみてください。
4 転職の時期
転職の時期はいつがいいのでしょう?
転職を経験した身としては、前職を12月までに辞めて、転職先の仕事を1月以降に始めると、手続き的には簡単でいい、とは思います。
12月までの分は会社で税金を源泉徴収してもらえます。3月まで続けてしまうと、1〜3月までの分を次の年に確定申告しなくてはなりません。(収入が2箇所からになると確実に確定申告が必要になる)
ただ、大切なのはいい会社に入ることですから、手続きの面倒さは二の次にして、時期を選べるなら特に求人が多くなる年末と3月頃には活動をしておけるようにしましょう。
ウイルス騒動で不安定な今年の転職について、考察を述べましたのでこちらも読んでみてください。
5 退職の時期
会社をやめようと思っている人向けに、退職の時期と流れも解説します。
一般には2ヶ月以上前に退職の意向を伝えた方がいいと言われていますが、引き継ぎに時間がかるグラフィックデザイナーは3ヶ月以上前に伝えた方がいいでしょう。
- まず直属の上司に退職の意思を伝える
- 上司から社長や役員などに、伝えてもらう
- 社長または人事担当に退職届を提出する
というのがセオリーです。
一旦退職願を出すべきだとか、手書きがいいとかいうサイトもありますが、いりません。忙しすぎるグラフィックデザイン業界において、そんな手間のかかる古臭いルールを持ち出すのはちょっと場違いになります。(全ての会社というわけではないかもしれませんが、聞いたことがありません。)
6 あなたが辞められない環境に追い込まれている時
あなたがもし会社に何日も徹夜し転職活動もままならない状態で元気を失っているのならば、精神を病まないうちになんとか抜け出すことをおすすめします。
あまり良い手ではありませんが、もうどうしても自分では変えられない、追い詰められて絶望している人のために、最後の一手として退職代行をおすすめしておきます。使えばもう明日から会社に行かなくてよくなります。病気は急にやってきます。手遅れになる前に思い切ってくださいね。