未経験でクリエイティブな仕事に転職!デザイナーが方法を解説!
未経験だけど、デザイン系・クリエイティブ系職種に転職したい!
こういう相談を何回か受けたことがあるので、取れる方法を解説します!
実は、勉強とかほぼなしで就職が叶う方法もあります。
デザインの勉強始めようかな〜と思っていた人も一応知っておいた方がいいと思います。
今日は実際にクリエイティブ系の職業に就くにはどうしたらいいのか、あなたに適性があるか?を解説しようと思います!
ちょっと自分語り
グラフィックデザイナーである筆者は、コンビニやスーパーに並ぶ食品などのパッケージや広告を多く手がけ、小売店に行けば必ず何個か自分の作品があるようなお仕事をしていました(今はフリーランスで別の仕事)
クリエイティブな仕事に転職する方法は2つ!
- デザイン系学校に通い、数ヶ月勉強し、「デザイナー」を目指す
または
- 今すぐデザイン系職場に就職を目指す
前者を目指す人は多いですよね?
しかし意外と相談を受けると、やりたいことが「デザイン」ではなく「クリエイティブな仕事」だったりします。
そういう方には後者もおすすめです。
無駄にスクールに通うのは時間もお金も無駄ですしね。
クリエイティブな仕事とは?
クリエイティブな仕事って何?デザイナーとは違うの?というところを説明したいと思います。
クリエイティブな仕事=デザイナー ではない
相談を受けた印象ですが、
- 小さい頃からものづくりが好きだった
- デザインの仕事に憧れる
- ものを作ることで社会に貢献したい
このような思いを持つ人は、「今からでもデザイナーを目指したい!」となりがち。
最近流行りのWebデザイナーも、多くはこんな動機で始める人が多いです。
でもちょっと待って。
その程度の動機で社会人がデザイナー職を目指すなら、最初からデザイナー以外のクリエイティブへの関わり方を選んだ方がいいと思います!
クリエイティブな仕事の種類は様々
ものづくりがしたいなら、関わり方はデザイナーに限りません。
- ディレクター
- 企画
などの職種もあります。
ディレクターとは
ディレクター(Webディレクター)は、デザイナーに仕事を振って、出来上がったデザインをクライアントに提案する仕事です。
デザイナーとクライアントの間の架け橋のような存在。
企画を作ったり、クライアントの話を聞いてデザインの大きい方向性を決めます。
クライアント側にデザインをプレゼンするのもディレクターのお仕事。
ディレクター次第で、デザインは良くも悪くもなります。
デザイナーより少しインテリ寄り、かつコミュ力が必要です。
企画とは
会社によっては企画という職があります。
言葉通り、企画を考え、まとめて資料などを作成する仕事です。
メーカー内では顧客のデータを集めて方向性を決める仕事になります。
デザイン会社内ではあまり企画という職が無いため、ディレクターよりはずっと募集が少ないです。
クリエイティブな仕事が向いている人の特徴
あなたはクリエイティブ系職業に向いているでしょうか?
まだデザイナーかディレクターか、決めていないという人は以下をチェックしてみてください。
デザイナーの適正
- 粘り強い
- デザインの勉強が苦無くできる
- 黙々と作業するのが苦ではない
ディレクターの適正
- しっかり者
- クライアントとの会議が苦じゃない
こんな性格の人は、クリエイティブな職業で成果を発揮するかもしれません。
もっと詳しく知りたい方は、以前書いた記事を読んでみてください。
ディレクターは給与が安定している
実は、平均的にデザイナー職よりディレクター職の方が給与が高いです。
なぜかというと、デザイナーは人員過多。ディレクターは人が足りないからです。
また、残業時間はディレクターの方が少ないです。
デザイナーは独立したり、フリーで挑戦する人も多く、不安定なお給料で働く人は少なくありません。
ディレクターはしっかり会社に所属して、しっかりお給料をもらうような職業になります。
クリエイティブな職業に転職するにはマイナビではだめ
マイナビ、リクナビって実はクリエイティブ系企業の募集が少ないんです。
クリエイティブ系転職サイトと求人数を比べるといつも1/10以下です。
マイナビ・リクナビは超大手企業の募集は多いです。しかしものづくりをするような制作会社、デザイン会社はここに募集をかけません!
どこで募集をしているかというと、
マスメディアン とかCREATIVE VILLAGE(クリエイティブ ヴィレッジ) が一般的です。
マスメディアンは広告、映像、Web系に強い
マスメディアンはデザイン系企業のみ扱うサイトです。
中でも、広告、映像、web系の求人がかなり多いです。
なぜかというと、「広告会議」という、業界では有名な雑誌の会社が運営している転職サイトだからです。
↑ ホームページの左上。「求人検索」とあります。ここから今の募集求人をチェックできます。
↑ 検索するとこんな感じ。こちらは「ディレクター」で検索しました。292件ありました。
こんな仕事があるのか〜!って参考になるかもしれません。
東京の求人が最も多く、大阪、神奈川もあります。その他の県では募集がないこともあります。
マスメディアン公式ページ:https://www.massmedian.co.jp/
クリエイティブヴィレッジはWeb、ゲーム、映像系に強い
クリエイティブヴィレッジは、クリエイター特化型転職サイトです。
ホームページではfor Womanとなっていますが、男性も利用可能。
時短、残業なし、在宅などの希望に積極的に応えているため、女性の利用が多いんです。
↑ かなり可愛いサイトになっていて、男性は引けを感じますよね・・・。
クリエイティブヴィレッジは事前に求人検索はできません。登録するしかないです。
ですのでまずはマスメディアン の方で、なんとなく募集企業や条件を見てみた方がいいと思います。
CREATIVE VILLAGE公式ページ:CREATIVE VILLAGE公式
クリエイティブヴィレッジは未経験デザイナー応募可能
クリエイティブヴィレッジはデザイナー未経験でも、デザイナー職に応募可能です。
とはいえ、正直いって、未経験のデザイナーをいきなり雇おうとする企業はほぼありません。
それよりも、最近ますますなんちゃってデザイナー募集が多くなっていますから、あまり当てにしない方がいいのではないかな?と個人的には思います。
まあでも、チャレンジは自由です!
マスメディアンは未経験デザイナー応募不可
マスメディアンはデザイナー未経験者にデザイナー職を紹介しません。
求人検索でデザイナーの求人を見つけても、紹介はしてもらえません。ご注意ください。
未経験者は必然的にディレクターや企画職の紹介になります。
未経験からのクリエイティブ職成功の法則
- 自分がやりたいことがデザイナー(パソコンを使いデザイン作業をすること)なのか、ディレクター(ものづくりを仕切る立場でプロデュースすること)なのか、最初に決めておくことが大事。
- ディレクターなら、前職に関係なく応募できる。スクールに通わなくても大丈夫。
- どんなものづくりがしたいのか情熱を伝え、できればフォトショップ、イラストレーターの2ソフトを学んでおくと説得力がグッとアップ。
- 目的に合った転職サイトじゃないと意味がない。
デザイン系求人を扱う転職サイトを比較
デザイン系企業を扱う転職サービスを、当サイトで一覧にしていますので参考にしてください。
おすすめは
ですが、大手メーカーの社員になりたいならマイナビ、リクナビの方が強いです。参考にしてみてください。
マスメディアン | エージェント付き |
おすすめ! デザイン系企業のみ扱う。グラフィック、web、映像系デザイナー向き。未経験歓迎(ディレクター職)。登録前に企業検索可能 口コミ・評判 |
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エージェント付き | おすすめ! 女性クリエイターのための転職サービス。働きやすい職場探しに大変有利。未経験可。男性利用可。映像、ゲーム、IT、Web業界の求人を多く扱う。 | |
エージェント付き | おすすめ! Web、IT、ゲーム業界の大手。webデザイナーやゲームデザイナーの求人も多く扱う。登録前に企業検索可能。 | |
エージェント付き |
おすすめ! Web業界を中心に、広告、出版業界に強い。IT業界大手を狙える。 口コミ・評判 |
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doda(デューダ) | 自分で頑張る or エージェント付き or スカウト |
企業全般満遍なくバランスが良い。プロダクトデザイナーに強い。他デザイナー募集は少なめ。大手企業を狙いやすい。 口コミ・評判 |
エージェント付き | ゲーム業界大手に特化したサービス。転職先にゲーム業界しか考えていないならここ。 | |
リクナビNEXT |
自分で頑張る |
転職系利用者No.1。デザイナー募集は少ない、大手一般企業を狙いやすい。 口コミ・評判 |
エージェント付き | デザイナー募集は少なめ、大手一般企業が狙いやすい。 | |
マイナビ転職 | 自分で頑張る or スカウト | デザイナー募集は少ない。大手企業は狙いやすい。リクナビに次ぐ大手サイト。 |
自分で頑張る | 求人件数が多い。デザイナー募集も多い。登録なしでも企業検索できるので便利。「デザイナー」検索すると、幅が広すぎてデザイン業か疑問を感じる企業もあるのでしっかり調べる必要がある。 | |
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