【グラフィックデザイナーになるには?】現役デザイナーが解説!

グラフィックデザイナーのなりかたを、現役グラフィックデザイナーが解説します!

ネットを見ていると、「未経験でもなれる」「ここで学べます!」みたいな情報も多いですが、

厳しいことも含めて、ちゃんとリアルな話をしたいと思います!

 

ここで言う「グラフィックデザイナー」とは?

  • 広告
  • ロゴ
  • パッケージ

など、主に「紙に印刷するもの」をデザインする仕事のことです。

よく間違われるのですが、

CGデザイナーやイラストレーターとは違います。

グラフィックデザイナーは、基本的に就職して、カメラマンなどに仕事を依頼しながらデザインを完成させ、印刷所にデータを納品するところまでがお仕事になっています。

 

ネット上のあいまいな情報

ネット上にはいろんな情報があって、ちょっとずれてるな〜とか、違うかも?….と思うものもあるので、あいまいな話はここではっきりしておこうと思います。

 

間違い 「未経験からグラフィックデザイナーになれる」

正解 もしあなたが、高校生以下の学生なら、グラフィックデザイナーになれる可能性は十分あります。でももし、あなたが社会人の場合、大学などで勉強し直してもグラフィックデザイナーになれる可能性はほぼありません。ごめんなさい、正直に言っておきます。

グラフィックデザイナーを目指し勉強する学生は毎年およそ2万人います。これはかなりの定員割れです。それだけの学生が毎年就職活動をして、実際グラフィックデザイナーとして就職できるのは3割ほどです。(他の学生は、企画や広報、ディレクターなど、ものづくりに関わる仕事につく人もいますし、アパレルや販売員など関係ない職に就く人もいます。)社会人が勉強し直してグラフィックデザイナーとして就職したという例は、一つも聞いたことがありません。

もちろん、あなたがその一例目になるということもできますが、それよりは、前職を生かしてものづくりに参加する方がずっとおすすめです。企画・ディレクターなどに就職すればデザイン会社でものづくりができます。

 

「未経験からのグラフィックデザイナー転職」について興味がある人はこちらの記事で詳しく書きましたので参考にしてください。

 

間違い 「グラフィックデザインを学べるスクールがおすすめ」

正解 グラフィックデザイナーになるには専門学校か大学(国立大か、美大)に行くのが最適です。会社や他の学校に通いながら行ける「スクール」のようなものは確かにありますが、先ほど言った通り競争が激しい職業でそれはちょっと不利です。

スクールは、同人誌を作ったりブログをやったりする人が、デザインの基礎を学ぶのには最適です!「グラフィックデザイナー」として就職するには向かないので注意してください。

 

間違い 「すぐにフリーランスとして働ける」

正解 3年以上会社で実践を積んでからでないと、フリーランスで活躍するのは難しいと思いますね・・・。一人では学びにくい印刷の知識もつけたいですし、ランサーズなどで仕事をする際にもコンペが多いですから、あまりにも実力がない状態で仕事を得るのは結構難しいです。

 

間違い 「独学で学べる」

正解 独学で学ぶことはできます。ただ、独学で勉強した人がグラフィックデザイナーとして就職したりフリーランスで仕事を獲得することができるかというと、難しいです。就職は確実に無理だと思います。「レイアウトや色使いが上手くなりたい」だけなら、参考書を読んで勉強すれば十分身につきます!就職できるレベルのグラフィックデザイナーはそれ以外にも、デッサン・ロゴ・フォント・手書き文字・イラスト・写真・印刷・デザインソフトを使いこなす・・・などなどたくさんの知識と技術が必要になります。

 

学校

  • 美大のグラフィックデザイン科
  • 専門学校のグラフィックデザイン科
  • 国立大学のデザイン系学部

このどれかに入学してください。

 

大学おすすめ

1.多摩美術大学

2.武蔵野美術大学

3.女子美術大学

4.日本大学芸術学部

5.大阪芸術大学

6.東北芸術工科大学

7.筑波大学

8.東京藝術大学

 

専門学校おすすめ

1.東洋美術学校

2.桑沢デザイン研究所

3.阿佐ヶ谷美術専門学校

 

詳しい理由などは以前書いたのでそちらを参考にしてください。

 

グラフィックデザイナーの仕事の種類

エディトリアルデザイナー・パッケージデザイナーなどの言葉は聞いたことがありますか?

「何が違うの?」

と聞かれることがあるので、どのような違いがあるのか解説します。

 

エディトリアルデザイナーやパッケージデザイナーは、「グラフィックデザイナー」という職業の、一部になります。

どの人も皆グラフィックデザイナーです。

 

エディトリアルデザイン・・・主に雑誌や本のデザイン。

パッケージデザイン・・・食品の箱や香水のボトルなどなど、包装のデザイン。

 

グラフィックデザイナーの仕事はかなり広く、細分化されているんですよね。

 

グラフィックデザイナーの学校に通った人は、卒業後

  • 広告
  • エディトリアル
  • パッケージ
  • ロゴ

など。どの道に進むか選ぶことができます。

 

大体のデザイン事務所は専門的で、主に広告デザインをする会社・主にパッケージデザインをする会社…と別れているので、自分がやりたい仕事ができそうな会社に就職します。

それぞれ資格が必要ってわけではないし、デザインならなんでもいいや〜って人もいますね。

大きい会社だと、その全てを担うこともありますね。

 

どのグラフィックデザイナーも、得意なものが広告だったとしても、他のデザインだってそこそこできます。

それだけを極めたデザイナーにはちょっと劣る気がしますけどね。

 

グラフィックデザイナーの稼ぎ方

グラフィックデザイナーは普通、就職して会社で働きます。

少数の人は、何年か経験を積んだ後独立して会社を立ち上げます。

フリーランスデザイナーとして個人で働くこともできます。

なんにしても最初は就職です。

実は、ネット上にはおそらく就職経験がないんだろうな〜と思える「グラフィックデザイナー」が多くいます。

ただ、ランサーズなどを見る限り、会社での経験がないグラフィックデザイナーは、やはり技術で劣る気がします。

そこそこいいデザインはできても、「売れるデザイン」「印刷に適したデザイン」など会社での経験が必要な場合は多いです。

ですから、初めからフリーランスとして働くのはおすすめしません。というか多分稼げません。

 

また、経験から言うのですが、

フリーランスで仕事を受けると、報酬は会社員時代の単価より低く設定されてしまいます。

その上、しっかりした印刷機が必要になるので高コストなのが現状です。

自由な働き方がしないなら

  • デザイナー友達と共同オフィスを作る
  • いっそ割り切って、印刷した見本を出さないでweb上のやりとりだけ行う

みたいな工夫が必要ですよ!

 

就職の仕方

通っている学校に来る求人が一番確実です。

または、デザイン年鑑などで気になる会社をチェックして、求人が出るのを待ちましょう。

  • 書類
  • ポートフォリオ
  • 課題作品
  • 面接

という選考が一般的です。

結構体力がいります・・精神的にもきついです。

 

就職したら

実はグラフィックデザイナーの働き方って結構ブラックです。

デザイナーはみんな、自分の仕事を完璧にしたいので、進んで自らサービス残業をしています。

正直に言うと、効率が悪いです。

海外のデザイナーたちはもうちょっとメリハリがあるんですけどね。。。

日本だと無駄な作業(やり直しとか変更とか)あまりにも多い。

個人的な見解ですけど、就職したらその技術を生かして独立・転職を見越して働くべきです。

でないと、正直言って使い潰されます。

うつ病になった私が言うんだから間違いない笑

学生時代から、個人で仕事をする覚悟や準備をしておくといいですね!

周りに流されるのではなく、その先を考えておくのをオススメします。

 

まとめ

さて。かなり正直に話してしまいましたが、

「えっ、思ってたのと違った・・・。」

という人もいるのでは?

楽しいことや嬉しいことも多い職業ですが、なかなか覚悟がいる職業ですよね。

「無理かも」

と思うなら、別の道に進むのもありだと思います。

ただ、そういう選び方をした人が、後々「グラフィックデザイナーのなり方」と検索して転職を目指す・・・というケースを何回か見てきたので、後悔しない思い切りを持った選択をしましょう。

 

学校のオススメは先ほど紹介しましたが、他にもたくさんの学校があります。

まずは学校案内をいくつか送ってもらって、決めてみるのもありだと思います。

学校一覧は、このサイトで検索すると便利です。

有名なサイトなので知っている人も多いと思いますが一応貼っておきます。

 

これから進路を決める人の参考になったら嬉しいです!

それではまた!

EL

フランス住→帰国して1年のフリーランスデザイナーです。ブラック労働やうつ病も経験し、その頃はどん底でした。その後海外に行くことを決意。実行しました。特技はフランス語ですが、英語が全然できないポンコツです。こんど住むならロンドンがいいなと思っています。

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