デザイナーの転職、今なのか?コロナ前後で比較してみた
いわゆるコロナショックで景気が落ち込みましたが、働き方が変わる中で会社の対応に疑問を持って、転職を考え始めた人も多いのではないでしょうか?私の周りにも、やはり「今すぐ転職したい」と考えている人がいます。
ところで、転職「今」でしょうか?
今の転職市場どうなってるの??と思っている人も多いと思います。
- コロナ前後の2020年2月
- コロナ後の2020年6月
- 2021年5月
で比較してみました。
2020年2月のデザイナー求人件数
まず、2020年2月(新型コロナウイルス騒動前)の求人件数を見てください。
- グラフィックデザイナー….7,142件
- webデザイナー…46,887件
- プロダクトデザイナー…7,819 件
(20.02.06 indeed調べ)
結構多いですね。かなりの会社が募集していました。
2020年6月のデザイナー求人件数
2020年6月(新型コロナウイルス騒動後)の求人件数です。
- グラフィックデザイナー….2,341件
- webデザイナー…1,6717件
- プロダクトデザイナー…3,938 件
(20.06.06 indeed調べ)
なんと求人件数がコロナ前と比べておよそ1/3になっていました。
2021年5月のデザイナー求人件数
2021年5月の求人件数です。
- グラフィックデザイナー….3,363件
- webデザイナー…8,028件
- プロダクトデザイナー…8,262件
(21.05.20 indeed調べ)
グラフィックデザイナーは前回より若干回復してきました。しかしコロナ前と比べると1/2ほど。
webデザイナーはなんと前回からさらに半減しています。コロナ前と比べて1/5です。
プロダクトデザイナーは前回から2倍以上増えました。なんとコロナ前より需要増です!
考察
グラフィックデザイン業界は不振の続く旅行業界、交通、旅行、飲食の広告を請け負っていた場合かなりの影響が出ている可能性があります。
Webデザイナーの激減は、Webデザイン業界バブルが終了したと解釈できます。一時多過ぎた求人が落ち着いただけ。とはいえやはりグラフィックデザイナーよりは求められる職業ですね。
プロダクトデザイナーは驚きの求人数ですね。やはり「物」自体の消費量がさほど変わらないことから、不利益を受けにくいと考えられます。家で過ごす時間が増え、家具の買い替え、PCや周辺機器の買い増しなどで景気がいい会社もあります。
デザイナーの転職は「今」か?
そろそろ動いてもいいかもしれない
求人件数を見るとまだまだ少なく、以前よりチャンスは少ないかもしれませんね。
しかし回復傾向にあり、今の仕事を抱えているなら思い切って転職を考えて良い時期だと思います。
プロダクトデザイナーは問題なく転職活動開始していいですね。
求人数が落ちているグラフィク、web業界は、マイナビでは求人が少ない上エージェントが不慣れですので、専門の転職サイトを利用し、働き方などを細かく伝えるのがおすすめです。
デザイナー用転職サイトまとめは以前書いたこちらの記事を参考にどうぞ。
初めての転職向き!デザイナー、クリエイター用転職サイト14選!
ウイルス騒動に強い企業を見つけるなら「今」
今後も、このようなウイルス騒動は起きる可能性があります。このくらいの死亡率の病気でこれだけ大騒ぎになるのですから、今より少し強力な新型インフルエンザウイルスが出た場合にも、また外出自粛要請が出ることが考えられます。
そうなると、新時代に強い企業を見つけたいならばむしろ「今」、転職をするのがいいでしょう。
amazonをはじめ、在宅ビジネスやIT系企業は業績をアップさせており、社員を大幅に増やす会社もあります。
今までは入るのが難しかったIT系企業、この騒動で成長したベンチャー企業などは募集枠を増やしており、入社するチャンスです。
今求人を出している会社は軒並み「ウイルス騒動に強い」企業なので、数少ない低リスク・高売り上げ企業を選べます。
あなたが転職をしたいと思っているならば、これを良い機会と捉え活動するのも賢い選択と言えそうです。
まとめ
自分の実力に自信がない、今の会社にそこまでの不満がないのであればまだやめておきましょう。今できることは、ポートフォリオ作成と、参考としてMIIDAS(ミイダス) というアプリがあるので、それを使い自分の転職時の年収相場を計算しておくことです。転職活動では必ず「希望年収」を聞かれますから、相場から自分の実力と合わせて希望年収を計算しておくと、この先の生活の目安が立てやすいでしょう。
「今」転職してハイリターンを狙う人は、各ホームページ、転職サイト、転職エージェントを使い今すぐ行動してください。
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