はじめてのデザイナー転職はエージェントがおすすめ!使い方と5つの理由

転職エージェントとは、「今転職ってどうなの?どんな会社が向いてる?面接のコツは?」といった疑問に答えながら最適な転職先を紹介してくれる便利なサービスです。

「転職エージェントってどんな感じか分からなくて不安」

「実際、エージェントを利用して転職したデザイナーの意見を聴きたい」

きっとそんなデザイナーさんは少なくないでしょう。

特に転職活動がはじめてのデザイナーさんは不安も大きいと思います。

今日は『デザイン系の転職エージェント』の体験談と『利用するメリット』について書いていこうと思います。

今後キャリアアップしていく若手デザイナーさんの参考になれば幸いです。

デザイナーは転職を繰り返してキャリアアップしていく職業である!

「デザイナーは3社経験して一人前」という言葉があります。

『デザイン』といっても会社によって、方法論もプロセスも違います。

また『良いデザイン』の判断基準が違うことも多々あります。

なので、色々な会社での経験がないと本当の意味で『デザイン』を理解しているとは言えないのがデザイン業界の常識となっています。

筆者も2回転職しました。

1.転職エージェントは初めての転職におすすめ

実際に転職エージェントサービスを経験して、転職エージェントは初めての転職に向いていると感じました。

ポートフォリオの作成方法や面接対策、業界の動向などなど親切に教えてくれるので、初めての転職時(20代や30代前半)にはかなり力強い味方になってくれます。

一方、2回目の転職やデザイナーとして経験を積んだ後の転職は「知り合いの紹介」や「直接自分の行きたい会社にポートフォリオを持ち込む」などのピンポイント転職活動が自然と増えてきます。

理由は簡単。

デザイン業界で経験を積むにつれて業界内にコネクションが出来てくるので転職サービスを利用する必要が無くなっていくのです。

上記の理由から、個人的に転職エージェントはどちらかというと「初めての転職者向けのサービス」という認識です。

2.転職への本気度があがる。転職成功の確率が上がる

デザイナーにありがちな『転職するする詐欺』

あなたの周りにも「もう転職するから!来年はもうこの会社に居ないよ!」と良く口にしているデザイナーさんは居ませんか?

そして、そういうデザイナーさんに限って転職せずにずっと同じ会社で働いているパターン。多くないですか?

ついつい忙しい日常に流されて、転職活動に本気になれないデザイナーさんは多いです。忙しいので仕方ないですよね。わかります、そうでしたので。

殆どのデザイナーさんは求人サイトで転職情報を集めることはします。

ですが、求人情報サイトをみていても案外、実際に本気の転職活動を始めるのは大変で行動しない人が多いのも事実です。

こうして『転職するする詐欺』が多発します。

本気で転職を考えている場合は、とりあえず転職エージェントとの面接、相談をしてしまうのは、かなり有効です。

転職活動の背中を押してもらう事で、転職活動が具体的に進んでいくのは大きなメリットです。

3.具体的に『転職先の会社』が決まっていない場合。エージェントが自分に合っていそうな会社を提案してくれる。

「転職はしたいけど、具体的に会社が決まっていない」ケースは多いですよね?筆者も初めての転職時はそうでした。

特に20代や30代のデザイナーの転職には色々な可能性があるので、転職先を自分一人で絞り込めないのは普通です。

また、デザイン系の会社はとても多いので、デザイナーが全ての会社を把握できる訳はありません。

デザイン業界の経験が浅いうちの転職では、自分の判断だけではなく、転職のプロに相談した方が成功の確率は絶対に上がります。

独自の『非公開求人』を取り扱っているケースも多いので、求人情報サイトに載っていない求人も教えてもらえます。

4.企業との交渉ごとを引き受けてくれる

初めての転職で、意外と見落としがちなのが『交渉』です。

初めての転職では最初に企業から提示された額でサインをするデザイナーさんが殆どですが、実は交渉の余地が残っています。

エージェントさんにお願いすれば『年収交渉』や入社後の待遇について、企業との間に立って交渉してくれます。 

筆者の経験ではエージェントさんの交渉のお陰で、月給が5000円アップしました。

5000円って地味に大きい額ですよね?交渉次第で数千円〜1万円くらいの給与アップは普通にあるので、初めの提示額OKせずに給与交渉のチャレンジをしてみても良いでしょう。

自分一人で交渉するのはなかなか勇気がいりますが、転職のプロであるエージェントさんがいれば心強いです。

詳しい交渉方法は担当のエージェントさんと相談してみてください。

5.エージェントさんにとって『転職者』は大事な顧客。二人三脚で転職活動をサポートしてくれる 

僕らデザイナーが転職エージェントのサービスを利用するのは無料です。

エージェントさんには企業から転職が成功した場合に『報酬』が入るようになっています。

以前エージェントさんに直接聞いたところ、正確な値段は教えてくれませんでしたが『だいたい転職者の年収の25%から35%』の報酬が支払われるそうです。

コレってすごい額じゃないですか???

あなたが転職先で年収700万円になったとしたら、エージェントさんには175万円〜245万円の成果報酬が支払われる事になります。

ですので、基本的にとても親切にしてくれるエージェントさんが多いです。

「エージェントさんに転職の相談しにいくのが不安。。。」と感じる必要はないです。『転職者は大切な顧客』なのでどうどうと転職エージェントの門を叩きましょう。

ただやっぱり人と人なので、エージェントさんと『相性が良くない』と感じるケースも稀にあるそうです。そんな時は、転職を成功させる為にも別のエージェントサービスに乗り換えても良いでしょう。

あくまで、転職の主役はデザイナー自身です。

最後に『近頃イケてるデザイナー転職エージェント 』まとめ

以上。筆者の経験をベースに、デザイナー専用転職エージェントを利用するメリット5つについて書いてきました。

どうでしょう?

特に初めての転職の時にエージェントを利用するのはメリットが大きいと感じませんか?

この記事の最後に、近頃イケてるエージェントを3つ紹介します。

それぞれ特徴があるので、あなたにあったものを選んでみて下さい。

 【マスメディアン】

名前の通りマスコミ系に強い転職エージェントです。

広告、WEB、マスコミの求人数は最大規模でしょう。 

最近はインハウス求人のWEB系人材の求人が増加しているそうです。

東京・大阪・名古屋・福岡・金沢と全国5箇所に拠点があります。

公式サイトリンク:

【マスメディアン】

 

【マイナビクリエイター】

大手転職サイトのマイナビ系列で安心。

特にゲーム系の求人情報に強いクリエイター系転職エージェントです。

マイナビクリエイターさんは独自の「MATCHBOX」という「オンラインポートフォリオサイト」も運営しています。

デザイナーの転職に必須のオンラインポートフォリオ。

頻繁にポートフォリオ講座を開いており、その場でオンラインポートフォリオ作成を手伝ってくれます。

まだポートフォリオが完成していない若手デザイナーの強い味方ですね。

公式サイトリンク:

マイナビジョブ20’s

Designer voice

うちの会社の社長がこのサービスでデザイナーを一人採用しました。面接して不採用..となると時間と手間がかかりますが、間に誰か入ってもらうと合わなかった時断りやすいと思ったみたいです。結局最初に紹介された人を気に入りそのまま採用することになったんですが、お互いにストレスもダメージも少ないので便利な仕組みだなと思いました。

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!