【デザイナー未経験求人募集】応募に必須な3つの準備!!!
「デザイン学校を卒業して一般職に就職したけれど、やっぱりデザイナーになる事が諦められない!」
「デザインの勉強はしていないけれど、昔から絵を描いたりクリエイティブな事が好きだから、今後デザイナーを目指したい!」
きっとそんなデザイナー志望の方もいると思います。
やっぱりクリエイティブな仕事に惹かれますよね?
「デザインの仕事は未経験で不安。。。」そう感じるかもしれませんが、デザイン業界には『未経験歓迎』の求人が少なくありません。デザイナーの数が足りていない会社も多いので、第二新卒や、中途採用の求人は一年を通して豊富に揃っています。特にWEB系デザインの未経験者求人が多いです。やる気さえあれば、いつでも、デザイナーを目指せます。
今日は【デザイナー未経験の求人募集】からプロのデザイナーになる際に必要な3つの準備をご紹介しますね。『未経験歓迎』の求人でも、流石に手ブラで行ってはデザイナーとして採用してもらうのは難しいです^^;
求人に応募する際には出来る限りの準備をしましょう◎
デザイン未経験の求人は『webデザイン』か『グラフィックデザイン』が多い?
まずは必要なモノの説明の前に、未経験からデザイナーを募集している会社は、どんなデザインの仕事をしているのでしょうか?
『デザイン』と言っても、UI/UXデザイン、プロダクトデザイン、インテリアデザイン、照明、ファッション、など様々な業種が存在します。
未経験のデザイナーを募集しているジャンルは、ウェブデザインかグラフィックデザインがほぼ全てを占めています。これらはデザイナー人口が多いジャンルでもあるので、就職の間口はとても広いですね。大手広告代理店のデザイナー職から個人のデザイン事務所まで、沢山の会社があります。
未経験のデザイナーを募集している所は、大体が小規模〜中規模のデザイン事務所だと思ってください。恐らく人数でいうと、5人〜30人程の会社となるはずです。
この位の人数の会社は『アットホームな職場環境』が多いのが特徴ですね。新卒でいきなり規模の大きなデザインプロダクションに行くよりも、先輩達からじっくりデザインのイロハを教えてもらえるのではないでしょうか?デザイナーとして一歩を踏み出すのには良い環境だと思います^^
ちなみに下記リンク先の記事には『30歳からだと就職が難しいデザインのジャンル』について詳しく説明しています。ウェブとグラフィックデザイナーを目指す場合についても言及しているので、興味ある方は合わせてお読みください↓
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それでは本題。ウェブデザイナー、グラフィックデザイナーになる上で最低限必要となるモノを紹介しますね。
①『Photoshop』& 『Illustrator 』の基本操作スキル
フォトショップとイラストレーター、これは最低限必要です。
独学だろうと必ず身につけなければいけません。昔は『手描き』でデザインをしていた時代もありましたが、現在のデータ入稿は全てデジタルです。
『デザイン業務未経験者歓迎!』と求人情報のトップページに書いていても、よくよく詳細を読むと「PhotoshopとIllustratorの基本的スキルは必要」とほぼ100%書いてありますね^^;
デザイン学校を既卒の方であれば問題ないはずです。しかし、独学でデザインの勉強をしている方はフォトショップ、イラストレーターに苦手意識を持っている人も多いと思いますが、ここは頑張りどころです(汗
最近では学習書籍の他に、独学でデジタルツールを勉強できるwebサービスも沢山あるので、デザイン学校に行かずともプロがお仕事で使う基本操作は十分学べます。動画と本を併用してスキル習得していくと良いでしょう。
ウェブデザイナー、グラフィックデザイナーを目指す際に『コーディング』が出来たり『その他のAdobeソフト』が使えるとアピールポイントになりますが、『未経験』の求人では兎に角、まずはフォトショップとイラストレーターに集中して作品を作るのが先決でしょう。
【未経験の求人】で求められるスキルレベルは?
問題は「どのくらいのスキルレベルを求められるのか?」ですよね^^;
こればかりは採用先の会社によってバラバラです。
手描きのイラストが凄く上手であれば、センスを認められてさほどデジタルツールを使えなくても採用してくれる場合もあるでしょう。
実際、フォトショップもイラストレーターもデザインツールとして高難度のものではないので、実務をしながら覚えていけば、すぐに使いこなせるようになりますね。(半年あれば十分?)
その後は如何にデザイナーとして自分の『審美眼』『アイディア発想力』を磨いていくかの勝負になります。
『ポスター』『バナー広告』『パッケージ』などを自力で、デジタルツールを使い複数デザインした経験があれば、最低限の目標はクリア出来ていると思います。
しかし、欲を言えば『クラウドソーシング』でデザインの仕事を受注できるレベルまでいければパーフェクト!
どの求人でも採用される可能性が非常に高くなると思いますよ^^まぁ、ちょっとハードルが高いと感じてしまうでしょうが、チャレンジしてみて欲しいと思います。
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このお話はこちらの記事で詳しく解説しています↓
【フォトショップとイラストレーター】求人で求められるレベルとは?
(注:『クラウドソーシング』はネット上でデザインの仕事などを受注・発注出来るウェブサービスです。デザイン業務の中でも比較的簡単な仕事が集まっているので、新人デザイナーさんやデザインを勉強している学生さんも多いです。『未経験の求人』を探している方にはちょうど良い腕試しの場ですよ^^)
②ポートフォリオ(作品集)
簡単なポートフォリオ作品集も必要です。やはり『未経験』と言えどプロのデザイナーも目指すのですから、自分のスキル・センスをアピールする為のポートフォリオは必須でしょう。
美大から新卒でデザイナーになる人達の一部は、本当に命をかけてポートフォリオを作っているんですよね^^;大手広告代理店へデザイナー職で就職できるのは本当に一握りなので競争は激しいです。
しかし今回は未経験の募集をしてくれる会社なので、そこまでの事は要求されないので心配しなくても大丈夫です!
『デザイナーになりたい気持ちが伝わる』
『デジタルツールも使える』
『しっかり自分で作品作りが出来る』
こんな事をアピール出来れば十分でしょう。
作品数は1つだけではなく、出来れば5〜7個程あると良いですね。スキル習得と作品作りを合わせてやると効率的ですよ^^
ポートフォリオ作りのヒント!
「どんな作品を作れば良いのだろう・・・???」
実は「作品のお題」を決めるのって超難しいんですよね。作業に入る段階で「何をデザインすれば良いんだ〜〜〜!?」ってつまづいてしまうものです。。。そして結局、何も出来ずに時間が経ってしまうパターン。。。
そんな風に迷ってしまった時は、下記手順を試してみては如何でしょうか?
1、目標の会社を決める:
仮でも良いので自分が「ここに就職できたら良いだろうなー」と思える会社を探しましょう。
そしてその会社ではどんなデザインをしているのか?例えば「可愛い女性向けのウェブサイトのデザイン」なのか?「お菓子のパッケージのデザイン」なのか?
一応、これは早い段階で知っておくと良いでしょう。
2、クラウドソーシングで同じような案件がないか調べる:
『クラウドワークス』や『ランサーズ』など有名なクラウドソーシングのサイトには様々なデザインの案件が揃っています。
そこから「作品の題材」を選びましょう!
この方が自分で考えるよりも楽だと思いますよ^^
しかも実際に世の中にある仕事なので、今後の参考にもなるでしょう。ライバルのデザイナーさんがどのようなデザインをしているかも見れるので、モチベーションもあがるはず。
『北欧雑貨のバナー広告作成』『歯医者さんのロゴ』『和菓子屋さんのパッケージ』などなど具体的なクライアントとコンセプトに沿ってデザイン出来るので実践訓練にもなりますね。
ひょっとしたら、貴方の案が採用されてプロのデザイナーになる前に、実際のデザインとして世に出るかもしれませんよ?ちょっとカッコいいですね^^
(注:実際にデザインが採用された場合は、先方に「ポートフォリオに載せてもいいか?」確認した方が良いでしょう)
3、Web上で『ポートフォリオサイト』を作成する:
ポートフォリオには『製本』や『クリアファイル』そして『web』などいくつかのタイプがあります。
その中でも『webポートフォリオ』は最も簡単に作れ、求人に応募する際も大活躍するので、作品がいくつか揃ったら出来るだけ早い段階で作ってしまいましょう!
最近は無料で作れるサービスが多いので、それで十分ですよ^^
③『やる気』と『行動力』が一番大事!
そして何より『やる気』と『行動力』が大切!
正直、これさえあれば本当になんとでもなりますね^^
特に『未経験の求人』では『やる気』と『行動力』を見られていると思って良いでしょう。『スキル』や『センス』はそこまで重要じゃないです。実際に会社に入った後で教えて貰えますしね。
こうやって色々なサイトで情報を集めているのなら『やる気』は十分あるはず!
ただ一点良くあるケースですが、デザイナーやクリエイター志望の方はシャイな人が多くて、「あぁ、求人に応募したいけどちょっと怖い、面接とかどうしよう・・・」と悩んで結局何も行動できない。そんなケースが非常に多いんですよね。。。^^;
これは自分にとっても、デザイン業界にとっても大きな損失なので、是非ここは勇気を出して欲しいと思います。他のライバルも同じような感じで迷っているので、『行動』するだけで一歩も二歩もアドバンテージを得られますね。デザイナーになれる可能性もグーンと上がりますよ。
大丈夫!きっと応募する会社のデザイナーさんも優しいはず!
たまに癖のあるデザイナーさんもいますが、基本的にピュアな人が多い業界です(笑
最後に
デザイナーになるのは確かに結構大変ですよね(汗
『デジタルツールを使えるようになる』
『日々センスを磨く努力をする』
『作品を作る』
『ポートフォリオにまとめる』
最初はやらなきゃいけない事がいくつかあります。
しかし、やはりクリエイティブで楽しい職業でもあるので、あなたにも是非頑張って欲しいと思います^^
最後に一点。
デザイナーになる際に、いきなり『正社員で就職する』のではなく『アルバイト』から始めるパターンも良くあります。専門学校で勉強している学生さんでも、在学中からアルバイトをしていて、卒業後はそのまま正社員になる。こんなケースもあります。
未経験からデザイナーを目指しているのなら、ひとつハードルを下げてアルバイトから始めるのも1つの賢い選択肢でしょう。
ではでは、今日はこの辺で。
それでは楽しいデザイナー人生を〜^^!