【年収300〜400万円のデザイナー】特徴と転職すべきタイミング

年収300〜400万円クラスのデザイナーの特徴についてまとめました。

2022年のデザイナー平均年収は439.7万円と言われています。

なので、年収300〜400万円は「あともう一歩」で平均以上の上級デザイナーになれるレベルです。

そろそろ給与を上げる行動を起こした方が良い人も多い年収となります。

後半には転職すべきタイミングと更なる年収アップの方法をまとめてあるので、今後の働き方の参考になれば幸いです。

 

年収300〜400万円デザイナーの5つの特徴

①基本的なデザインの仕事は一通り任せられる

②上司や経営者にフラストレーションを感じている

③やる気&向上心がある(20代限定。30代以降は無しになる)

④転職を考えている

⑤将来に対して不安を感じている

 

年収300〜400万円のデザイナーは上記5つの特徴を持った方が多いです。

プロジェクト担当として上司やチームリーダーから簡単な指示を受け、デザイン業務を1人で完遂できる一人前デザイナーです。

プレイヤーとしてデザイン会社を牽引する実働部隊なので、実は様々な会社から求められている層になります。

転職市場で自分を高く売るチャンスが沢山あると常に自覚しておきましょう。

 

一通りデザイン業務をこなせるので、やる気&向上心があるデザイナー は上司や経営層に対してフラストレーションを溜めているケースが多いです。

また、指示される内容に無駄を感じたり、自分のやり方でやらせて欲しいと感じています。それは今までの経験から自分のスタイルを既に確立しているからです。

なので、その無駄を発見できる能力を活かせれば簡単にキャリアアップすることが可能です。

 

そしてここから2つの道に分かれます。

フラストレーションから周りに愚痴を言いながら今いる環境や立場にずっと居座るタイプ。

もしくは、

さらっと転職してキャリアアップをするか、フラストレーションを糧に今いる会社で出世していくタイプ。

 

実は年収300〜400万円のデザイナーは前者のタイプが圧倒的に多いのです。

ギリギリ平均給与に届かずとも贅沢をしなければ単身で生活に困らないだけの給与を貰えているし、結婚して共働きであればまず問題なく暮らせるからです。

意外と不平不満を言える立場の年収300〜400万円レベルのお仕事は日々ちょっとしたストレスは溜まりますが楽なのです。

 

年収500万円以上にキャリアアップすると、少なからず逆に不平不満を言われる立場になります。

仕事を人に頼む機会も増えるので気疲れする事も多くなるでしょう。

いわゆる中間管理職の憂鬱が始まるのでストレスの質が変わります。

 

しかし、もし将来に不安を感じているのなら年収300〜400万円の暮らしから今のうちに抜け出すための一歩を踏み出す必要があります。

そして、将来に不安を感じられるのは、世の中を俯瞰してよく見れている証拠。

ご存知の通り、今の時代は斜陽産業で将来行き止まりになってしまう恐れがある仕事が罠のように隠れています。

 

プレイヤーとしてのデザイナー職は新人も沢山参入してくるし、既に変わりが沢山いるので斜陽産業から抜け出さないと本当に5年後には大変な事になってしまいます。

斜陽産業でも中間管理職やチームリーダーとしてデザイン業務をコントロールできるようになっていれば、ひとまず今後10年程は安泰でしょう。デザイン業界でもリーダーシップのスキルはかなり重宝されているからです。

 

斜陽産業から抜け出してデザイナーを続けるのか?

今いる会社や業界でキャリアアップしていくのか?

どちらかを選ぶ必要があります。

 

年収500万〜600万円を目指すには?

年収300〜400万円から抜け出すのに1番大切なことは「受身の仕事」から卒業することです。

しっかり自分の実績をアピールして新しい仕事を獲得しましょう。

人に仕事をお願いする立場を目指しましょう。

(もし部下に仕事をお願いする立場なのに年収300〜400万円ならば会社選びを間違っていると思います)

 

今いる会社で上から落とされる仕事だけをしていては、ずっと今の給与レベルから上がっていきません。

ひょっとすると少しずつ年収が下がってしまう可能性も高いでしょう。

 

しっかり自分の役割を全うすることは大切ですが、実はそれだけしていると自分の将来はお先真っ暗なのです。

しっかりとした会社の優しい上司や経営者であればキッチリこう言う事を教えてくれ、日々ルーティンワークだけで忙殺してしまう様な状況にはしません。

新しいチャレンジをする余裕を残しつつ、チャレンジングな課題を任せてくれたりするものです。

しかし、余裕のない会社だと社員を成長させることまで考える余裕はないので、若手デザイナーの将来を搾取している自転車操業のところも少なくありません。

もしも、今いる環境に恵まれていないと感じているのなら転職を視野に入れましょう。

 

転職活動は「受身仕事」から脱却するわかりやすい選択です。自分をしっかり見つめ直す機会にもなるので、転職活動をしたことがあるデザイナーとずっと同じ会社勤めのデザイナーではそれだけで視点の高さが異なります。

今の給与のちょっと上、年収400万〜500万の求人はとても多いのでチャンスは沢山あります。

今はちょっと背伸びをしてみることが必要なので、フットワーク軽くチャレンジをしましょう。

 

ミイダス という転職アプリでは自分の市場価値・推定年収を簡単に測定できる機能があります。

(5分ほどのアンケートに回答するだけです)

また、こちらのアプリはスカウト型の転職サービスなので現状忙しいデザイナーでも転職活動をしやすいので年収300〜400万円の方にオススメです。まずは本当に自分の今の年収が適正なのか?確認することから転職活動を初めてみると良いでしょう。

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!

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