【デザイン事務所アルバイト】から始めるのがデザイナーへの近道!?

「デザイナーになりたいけれど難しそう・・・」

 

きっとそんな風に考えてしまっている人も多いでしょう。

 

あなたが『有名な美大』に通っているのであれば、会社さえ選り好みしなければデザイナーになるのはさほど難しくないかもしれません。ですが、『デザイン専門学校』や『大学のデザイン科』に通っている場合、デザイナーになるのは意外と狭き門なんですよね^^;

 

学校が発表している『卒業生の就職率』も実は、余り役に立ちません。

どうやって集計しているのか分かりませんが、明らかに実態よりも就職率の数字が多く盛られている様に感じます。(就職率を良く見せようと学校は様々な工夫しているのでしょう)そんなデザイン系の学校を卒業して、実際に晴れてデザイナーになれるのは、全体の20%〜30%くらいの一部の学生さんではないでしょうか?

 

その他の方は、デザインとは全く関係のない仕事に就いたり、デザイン系の仕事をしている会社の営業や事務などで就職するのが、デザイン系学校の現実ですね。

 

「デザインの学校に通ったからデザイナーになれる」訳では決してありません。う〜ん、やっぱり結構厳しい世界ですね。。。

 

今日はプロのデザイナーになる際に、意識しておくと役立つだろう情報をシェアしたいと思います。現在学校でデザインを学んでいる学生さんや、社会人からデザイナーを目指している方の参考になれば幸いです。

 

プロのデザイナーになれる人は『デザイン事務所でのアルバイト経験有り』の人が多い!?

就職のハードルが高いデザイン業界。

 一握りのデザイナーになれる人は、何が違うのでしょうか?

 

きっと周りのライバルよりも『努力』をしているでしょう。

今まで育ってきた『環境に恵まれていた』かもしれません。

もともと『才能』があったのかもしれないです。

そして、『運』要素も確実にありますね。

 

しかし、そんな厳しいデザイナーへの就職でも『すんなりと通過できる学生さん』もいるんですよね。それが、この記事のタイトルでもある様に『デザイン事務所でアルバイト経験有り』の方々です。(勉強中で、デザインの仕事は未経験の学生さんでもアルバイトに募集できるデザイン事務所は結構ありますよ)

 

詳しい数字の調査はありませんが、10数年間デザイン業界の仕事をしてきた体感でいうと、『デザイン事務所でアルバイト経験有り』の学生さんは90%くらいの確率でプロのデザイナーになっていると思います。もしくはアルバイトでなくて、デザイン事務所でインターンシップを経験するのでも、グーンと就職の確率が上がっていますね。最近で言えば『クラウドソーシング』の経験もアピールポイントに出来るでしょう。

 

考えてみれば当然かもしれません。

デザイン事務所でアルバイトをする学生さんなんて、デザインを勉強中の学生さん全体の5%未満でしょう。インターンシップの場合はもう少し増えるかもしれませんが、それでもアルバイトと大差はなさそうです。(デザインのジャンルによって、インターンシップが活発な分野とそうで無い分野があるので一概には言えませんが)

 

そして重要なのが『アルバイトを始めた時点でのデザインスキルの差』なんて、周りのライバルと比べても本当に『ドングリの背比べ』な事です。大差はありません。優秀な人がデザイン事務所でアルバイトを始める訳じゃあないんです。

 

もっと言ってしまうと、プロのデザイナーとして就職できる人と、そうでない人のデザインスキルの差も実はそんなに大きくありません。本当に大きなレベルの違いは無いんです。基本的に今の日本では『会社に入ってから実践的なデザインの勉強をする』ので、言葉は悪いですが未経験からの就職の場合、ほぼ全てが『ポテンシャル採用』だと言っても良いのかもしれません(ちょっと言い過ぎですかね^^:?)

 

『自分から行動している姿勢』が超重要! 

f:id:CARBON-design:20170303161650j:plain

デザインの就職活動のほぼ全てで用いられる『ポートフォリオ作品集』

 

「ポートフォリオで応募者のデザインセンスを判定して採用の合否を決める」

確かにその通り。多くの方がこの様に考えていると思います。

 

しかし、この認識だけでは片手落ちです。

先ほどの話にある様に『会社に入ってから実践的なデザインの勉強をする』のが日本では一般的なので、就活時のデザインセンスは絶望的なレベルでなければ採用される見込みは大いに有ります。

 

「会社に入ってから成長してくれそうだな。前向きな気持ちで働いてくれそうだな」

ポートフォリオや面談でこう判断できれば、新卒や第二新卒の人材を受け入れている大体の会社は採用してくれるはずです。むしろデザインセンスよりもこちらを重要視している会社も少なく無いでしょう。

 

なので、『デザイン事務所でアルバイトをしていた、インターンシップをしていた経験』 は採用の大きなアピールポイントになります。当然ながら、デザインのアルバイトをしていたら『デザインセンス』も磨かれますしね。一石二鳥です^^

 

「将来デザイナーになりたいな」

本気でそう思っているなら、とにかくアルバイトやインターンに応募してみることをお勧めします。その時点でもう「将来デザイナーになれる!」と90%決まった様なものです(またまた、ちょっと言い過ぎですかね^^:?)

 

「デザイン事務所でアルバイトしようかな?」

もしあなたが既にそう思っているのなら、凄いアドバンテージだと思いますよ^^

 

プロのデザイナーへの一歩を踏み出そうとしているあなたを応援しています!

 

最後に:それでも「未経験からのアルバイトは不安だな・・・」と感じている方への関連記事

 

◾︎【フォトショップとイラストレーター】求人で求められるレベルとは?

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!

0 0 投票
この記事の評価
通知設定
更新通知を受け取る »
guest
この記事の評価
記事内容の評価をすることができます。執筆者のモチベーションと記事改善に役立ちます
0 コメント
最新のコメント
最も古いコメント 最も評価されたコメント
インラインフィードバック
全てのコメントを表示する
0
質問があればコメント欄へお願いします!x