【主婦デザイナー働き方:全5種類まとめ】扶養内?在宅?業務委託?
えっ!?月収11万〜13万円で働くのは1番損する働き方なの!?
今日は女性デザイナー、そして主に『主婦デザイナー』の働き方について考えます。
独身時代は正社員のデザイナーとしてバリバリに働き、その後、結婚を機に一旦デザイナーを引退。。。でも、「もう一度デザイナーとして働きたい!」そう考える女性デザイナーの方は少なくありません。
独身時代とは違い結婚後は当然デザイナーとしての働き方も変わるでしょう。
勤務地や勤務時間などにもシビアに考えるようになると思います。
そして、
「私は扶養内で働いた方が良い?それとも扶養から外れてガッツリ仕事をすべき?」
主婦デザイナーとして働くにあたって、誰しもがまず第1に考えるトピックではないでしょうか?
扶養内で働くか、思い切って扶養を外れるかによって、働き方はものすごく大きく変わります。
主婦の働き方の種類の前に、まずは『扶養』についておさらいしておきましょう。
個人のシチュエーションによって変わりますが、ここではざっくりとした一般的な数字をご紹介します。
一般的に扶養を外れる際の目安年収は
【年収150万円〜160万円で±0】
【出来れば年収180万以上。月収15万以上が望ましい】
と言われています。
ざっくりな数字ですが参考になるはずです。
そして、夫の年収や扶養補助金の額にも寄りますが、扶養から外れて働くと事実上20万円〜50万円程のタダ働きが発生するケースがあるので注意が必要です。(月収11万〜13万円のケース)
また夫の勤務する会社によって扶養補助を貰える条件が違います。
◾️税制上の扶養:控除対象配偶者(給与収入103万円以下)
◾️社会保険の扶養:健康保険被扶養者(年収見込み130万円未満)
もしも前者なら、月収を85,000円程度に抑える必要があります。
後者なら、通勤手当を含めて月収108,333円以下で働く必要があります。
あなたはどちらに該当しますか?
現在把握していないのなら1度チェックしておきましょう。
扶養を外れて働く場合の注意点!
月収11万〜13万円が1番損する働き方である可能性が高いです。
場合によっては額面上20万円〜50万円程の損失。
時給1000円で働いて200時間〜500時間のタダ働き。
平均的パートタイマーの給与2ヶ月〜5ヶ月分相当にもなります。
(パートの平均月収は9,5万円と言われています)
「月収8〜10万円の扶養内で働くか?」
それとも
「月収15万円以上で扶養から外れて働くか?」
主婦デザイナーとして働く際には、この月収ラインを「扶養から外れる」か「扶養内で働くか」の参考にすべきでしょう。それに伴い『働き方』も変わってきます。現在の制度では、金銭的には明らかに月収11万円〜13万円の給与ゾーンは損をしてしまいます。
主婦デザイナーとして働き方:5種類の有力な選択肢とは?
それでは本題。
主婦デザイナーの働き方の種類をご紹介します。
上記の扶養条件を加味すると、主婦をしながらデザイナーの仕事をするとしたら、一般的に5つの選択肢があるでしょう。
あなたには下記いずれの働き方があっていそうですか?
①月収15万以上のフルタイム勤務
②アルバイト・パートタイムジョブ(扶養内)
③業務委託・派遣常駐で年に数ヶ月だけ働く(扶養内)
④自宅で在宅ワーク(扶養内)
⑤プチ起業orその他(扶養内)
それぞれの働き方・職探しの方法についての詳細は下記で1つ1つ見ていきましょう。
まずはこちらから↓
①月収15万以上のフルタイム勤務
「まだ子供もいないしフルタイムでもう一度働こうかな?」
「子育てにも慣れてきたから働く時間を捻出できそう」
「主婦兼任とはいえ今後のキャリアの可能性を伸ばしたい!」
こんな場合であれば扶養を外れてフルタイムで働く選択肢も良いでしょう。
月収で15万以上(出来れば月収18万以上が望ましい)の仕事を見つけることが出来れば、扶養控除・扶養手当を差し引いても収入アップに繋がります。
パートタイムや時短勤務での雇用では月収15万円に届かない求人もありますが、デザイン経験者のフルタイムワーカーとしての転職であれば月収20万以上の案件がほとんどなので、扶養控除で損をするかどうか考える必要は全くないでしょう。
現在デザイン業界では人手不足でデザイナー売り手市場です。
一度は現場を退いていても、再就職のチャンスは多々あります。
ただ、デザイン業界は未だに忙しくブラック気味な職場も存在するので、再就職をする際は労働条件について吟味しましょう。
②アルバイト・パートタイムジョブ(扶養内)
「やっぱり扶養内で働きたい」
「主婦業とフルタイム勤務の両立はキツイかも。。。」
「時給労働の方が安心。激務もなさそう」
多くの主婦デザイナーはそう考えています。
そのうち最も多くの人が洗濯するのがアルバイト・パートタイムジョブ。
扶養から外れない範囲で自分の納得いく条件で働きましょう。
ちなみに
【時給1200円】✖️【1日6時間の時短勤務】✖️【週3日】=【月86400円の給与所得】
となります。
扶養内アルバイトの職探し方法は?
扶養内で融通が効く様に働かせてもらう職場は【知人・友人・前職の関係者】から紹介してもらえればベストですね。実際、知人の会社などでパートタイムとして雇ってもらっている主婦デザイナーさんは少なくありません。
知人のツテ関係で職場が見つからない様であれば、「ママ向け求人サイト」も人気があります。今、時短勤務やリモートワーク化など主婦向けの求人は意外と多いのです。
③業務委託・派遣常駐で年に数ヶ月だけ働く(扶養内)
「扶養内だけど、前職で身につけた高スキルを活かしたい」
「 短期間でガッツリ働いて生活費を稼ぎたい」
「年間通してフルタイムで就職するのは勇気がいる」
こんな場合は、業務委託や派遣常駐デザイナーとして数ヶ月間の契約で働くのも賢い選択でしょう。実際に現在の働き方改革で【フリーランス求人マッチングサービス】もマスコミの注目を集めています。
こちらは【デザイン経験者(上級)】向けの案件が多いですが月単位の契約で、月収30万〜80万円とかなり高額な収入を得ることが出来ます。
実は業務委託は正社員よりも時給や月収が高くなることが殆どです。その分デメリットとして年間を通して仕事を受注できるとは限らない不安定さがあります。しかし、扶養内で働くとしたら1年間のうちに数ヶ月働ければ良いので、主婦デザイナーとしては全然デメリットにはなりませんね!
これは主婦デザイナーにとってかなり効率的な働き方でしょう。
最小のエネルギーで最大の収益をあげられる方法です。
正直スキルがあることが前提ですが、主婦デザイナーさんに1番お勧めしたい働き方といっても良いかもしれません。
これを読んで「どんな案件があるんだろう?」と感じた方は「クラウドテック」というサイトを1度覗いてみてください。ここはフリーランス求人マッチングで有名なサービスなのですが、結構ビックリするくらい良い条件(高給)の案件を見つけることが出来ます。
④自宅で在宅ワーク(扶養内)
「出来れば在宅ワークができれば嬉しいな」
「家事や子育てがあるから遠距離通勤はできない」
「隙間時間でデザインスキルを活かして働きたい」
「地方に住んでるから家の近くにデザイン会社がない」
こんな理由から自宅でデザイン業務をしたいという方は現在非常に多いです。
多くの方が求めていることなので、ここには多くの選択肢が用意されています。
◾️有名なクラウドソーシングで気軽に在宅ワーク
◾️業務委託として在宅ワークを受注する
◾️正社員・アルバイトとしてのリモートワーク
などなど。
在宅ワークはもう既に一般的な働き方になっているので、まだ経験したことない方は1度チャレンジしてみることをお勧めします。
なかでも【クラウドソーシング】は気軽に始められるので、在宅ワーク初心者のかたに向いていますね。
クラウドソーシングサービスの現状をみると、月に20万以上収益をあげようと考えるのは非常に難しいですが、『扶養内で月4〜5万円稼ぐ』のは比較的容易だと思います。
⑤プチ起業orその他(扶養内)
【起業】と聞くと「ちょっとハードルが高そう。。。」と感じると思いますが、実はそんなに難しい事ではありません。
◾️Webデザインの経験を利用してサイト運営
◾️趣味のハンドメイド雑家をECサイトで売る
◾️メルカリ(フリマアプリ)で個人販売
◾️写真素材販売
◾️SNSでワークショップ集客
などなど。
在宅にいながらインターネットを通した活動でカスタマーを集めたり、物販も可能ですし、サポートしてくれるサービスも多々あります。
短期的にみれば大した収益にはなりませんが、「コツコツつずけられる性格」であったり「ずっと続けている趣味がある」方であれば、マネタイズをしっかり勉強すれば将来的に安定した収入につながる可能性は大きいです。挑戦する価値はあるでしょう。
まとめ
以上。【主婦デザイナー】の働き方5つをご紹介しました。
①月収15万以上のフルタイム勤務
②アルバイト・パートタイムジョブ(扶養内)
⑤プチ起業orその他(扶養内)
③業務委託・派遣常駐で年に数ヶ月だけ働く(扶養内)
④自宅で在宅ワーク(扶養内)
⑤プチ起業orその他(扶養内)
どうでしょうか?
あなたに合いそうな働き方は見つかりましたか?
この記事を通して「なるほど。こんな働き方があるんだなぁ〜」と感じて頂けていれば嬉しいです
主婦デザイナーとしての働き方は沢山あるので、是非挑戦してみてくださいね!
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