家で独学!デザインスキルが確実に身につくおすすめ勉強法
家でできるおすすめのデザインの独学勉強法を紹介します。
Illiustrator、Photoshop、レイアウトや色使いなど、デザインの基礎となる勉強を家でする場合、私はちょっと工夫しています。
デザインは独学でも一応勉強できます。順を追って説明します!
デザインに必要な5項目!
デザインに大切なのは、
- レイアウト
- 色
- 文字
- イラストレーター
- フォトショップ
になります。これはどのデザイナーも一緒ですね。
基本的には独学でデザイナーを目指す方、グラフィックデザインやweb、工業デザインの分野の話をしますが、ファッションや建築を学ぶ方にとっても、文字、色、レイアウトの知識はセンスを磨く上で絶対必要になってきます。ぜひ参考にしてみてください。
独学で勉強する場合、各項目の参考書は惜しみなくお金を使ってください。プロもそうですが、困った時の本はやっぱり必要!
というわけで、各項目おすすめの本も紹介しながら説明していきます。
勉強1 まずは模写してみよう!
私がもっともオススメなのは模写です。よく、模写をするとその作品の良さがわかるなんて言いますが、まさにそれです。
これをやった後は、自分のセンスやデザインの見方がグッと変わったのを感じられます。
理想の作品を実物、本、ネットで用意する
なるべく実物を用意しよう!これいいな〜!って思う素敵なデザイン、ありますよね。ショップカードや名刺、パッケージなら実物を用意できたらベストです。車やポスターだとそうはいかないので本や雑誌で素敵だと思えるデザインを用意してください。
コツ
Pinterest(ピンタレスト)はぜひ使っておきたい!Pinterestご存知ですか?画像検索ならgoogleでするよりおしゃれなものが厳選されて出てくるので、デザインの参考にするにはぴったりなんです。模写の対象を準備するなら多分役立ちます。
やり方
似た写真を用意してトライ!広告やパッケージなら写真が必要ですよね?ぜひ撮影したりして自分で用意しましょう。(プロになっても自分で撮影したり、仮撮影して使用したりします)
色、フォント、サイズ。なるべく合わせてみましょう。とても勉強になります!
参考書
便利なドリルがあります!もしまだAdobeのフォトショップやイラストレーターを持っていない場合は、無くても(一応)できる便利なドリルがあるので最初はこれで挑戦するのがオススメ。
最初はフォントもパソコンに入っていないと思いますし、素材付きですぐに勉強できます。これ結構便利な本です!
見本と素材がセットになっているので、見本通りにデザインをトレスして勉強するという本です。これで本当に制作会社に就職成功させた人がいたりします。
あなたが初心者ならかなり役に立つ一冊です!中級者以上には物足りない内容ですのでご注意ください!
内容はこんな感じです↓
デザインのドリル📖
縦書ききました!ibisPaint Xさんにもお世話になりました
こういう組み方いいですよね☺️🎶
縦書きだと精読率が上がるみたいですよ
こちらもやった事ないテイストだったので楽しく出来ました😊#デザインのドリル#Affinity #affinitydesigner #ibisPaintX pic.twitter.com/rO1DUylOMi— nagisa🍋web×Illust…५✍⋆* (@Naginataaa) July 20, 2020
勉強2 ダメデザインを良くしてみよう!
街中やお店で、このデザインはなんかいいな、これはなんだかダサい気がする、、ということあると思います。
- どこがダメなんだろう?
- どうしたらよかったのかな
- 私だったらこうする
という思考を持つのは実は超大事です。
これ、プロのデザイナーの日常。ルーティンワークです。この思想が身につくと一流デザイナーにグッと近づけます!
私は学生の頃これを先生にアドバイスされて、それからずっとやるようにしています。
先ほどの勉強の応用編です。かなり実力がアップするのでぜひトライしてください。
ダメデザインを街中で探す
買う気にならないものをあえて買う!これ、なんだか買う気にならないな〜。って作品は、目を凝らして観察すると必ず存在します。これが意外と勉強になるんです。
フォント、写真、イラスト。色々試そう
ロゴを自作しよう。写真を撮ろう!自分が「素敵」だと思える作品になるよう、素敵な写真やフォントを選び取り、無いものは作りましょう。かなりいい勉強になりますよ。
レイアウトはぜひ変えてみよう
レイアウトを変えると印象がガラリと変わる!大きさ、位置などを大きく変えてみましょう。
勉強3 レイアウト
今度は、個別にポイントを掴んでおきましょう。レイアウトは何パターンもアイディア出しできた方がいいですよ。
プロは一つのデザインに対し5〜10案くらい出すんですが、その際レイアウトはガラリと変えないと「これって色違い?」なんてことになってしまいます。
レイアウトの覚え方とは?
テンプレートの型を頭に入れておく!型にはまったら斬新なデザインができない!と思う人もいるかもしれませんが待ってください。
デザイナーは、あらゆるデザインの型を試して、最適なものを選ぶのが仕事です。(百以上デザインを試すこともあります!)ですから、レイアウトの基本形はすぐ思い出せるようにしておくのが肝心です!
レイアウトのオススメ本
最初は本を参考に!はじめは覚えられないので、困った時にすぐに開いて参考にできるレイアウトの参考本を一冊は持っておくのが大事です。私も持っています。
レイアウトデザイン見本帳 レイアウトの意味と効果が学べるガイドブック
レイアウト型一覧表があるほか、どんな場面でどのようなレイアウトが効果的か解説された本です。
困った時にこれがあると心強いです。
勉強4 色
色のセンスは超重要です!…とはいっても、自分の好みが出やすくて、大抵自分の好きな色を選んでしまいがちです笑。プロのデザイナーみんなそうです。それこそが個性!
色のセンスの磨き方とは?
コンセプトに合った色を意識しよう!最適な色を選ばなくてはいけません。すぐには思いつかない色の組み合わせが必要になります!
- 男っぽいデザインをしてください
- 40大女性をターゲットにした洗練されたデザインをしてください
両方すぐに最適な色を思い浮かべられますか?
できないあなたは、実際にデザインをする場合必ず困ります!
使いながら覚える!色の組み合わせは使いながら覚えるのが早いです。デザインの依頼を受けたら、その都度コンセプトに合わせた色を自分の好きな色以外も選びましょう。
配色見本を活用!プロでも使うのですが、色の組み合わせを提案してくれる本を活用しましょう。
このサイトでも色の見本帳を作ってありますので、よかったら活用してください。
配色のオススメ本
サイトを活用していただいてもいいのですが、さらにページ数の多い本も持っておいた方がいいかもしれません。困ったら買うようにしてください。
【Amazon.co.jp 限定】配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版] (DL特典: 厳選! ポケット配色アイデア手帖)
このような、コンセプトのイメージに合わせて色を提案してくれる本が一冊欲しいです。私も使っています。
自分が思いつかなかった色をどんどん使って、慣れていきましょう。なんどもこれを繰り返すことで、すぐにセンスのいい色を提案できるデザイナーになれます。
勉強5 文字
文字の選び方がグッと上手くなるコツは?
あらゆるフォントを試す!根性論のようで申し訳ないのですが、トップデザイナーでさえ必ず取る手法ですのでやっぱりこれが一番だと思います。macのパソコンやイラストレーターに初期搭載されているフォントで構わないのであれこれ試しましょう。本当は日本語フォントだけでも30くらい欲しいところですが、フォント使用料は結構高いので、自宅のパソコンで起業する時以外は妥協しましょう。
なんかダサいな?の原因のほとんどは文字!!なんかダサいと思ったら、それがなくなるまでフォントは吟味しましょう。
中級者は文字の歴史を学ぼう!特に欧文フォントの歴史は長く、国によっても特徴がありますので、歴史から勉強するとグッと理解が深まりますよ!
ロゴは例を見ながら練習する!ロゴは本当に難しいです。自作するなら本を参考にひたすらアイディアを形にしていくしかありません。日本で一番有名なロゴデザイナーが学校の講師の先生でしたが、100案とか出すんですよ、、さすがに初心者には無理ですので、フォントを変形させて見たりして練習していきましょう。
初心者〜中級者におすすめの本!
ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本
教科書のような丁寧な内容ですが結構ポップにまとめられていて、視覚的に理解できておすすめです。
中級者におすすめの本!
中級者なら、実例を頭にインプットしてしておくのが重要です!こういう本、プロでもアイディア出しに必要ですので一冊持っておいてたまに眺めるのがおすすめです。
勉強6 イラストレーター&フォトショップ
学校で習うイメージのあるイラストレーターですが、家でもやる気があればきちんと勉強することができます。
まずはソフトを購入(契約)しましょう
契約方法と、最安値で買う方法は、以前こちらのページで徹底解説していますので参考にしてください。
記事を簡単に説明すると、
- 学生はAdobeホームページで
- 社会人はAmazonで(フォトショ単体は例外)
- もっと安い方法もあるにはある(手間がかかる)
詳しくはお手数ですが記事の方で確認してください。
イラストレーターの覚え方とは?
勉強の仕方は、動画か本がおすすめですよ!値段は同じくらいです。
あなたは音があった方が覚えやすいですか?それともゆっくりマイペースに勉強するタイプ?
飽きっぽい人は動画、勤勉な人は本の方がいいと思います!
動画
Udemy
動画はUdemy(ユーデミー)をおすすめします。安くて高クオリティ。学校に行くより断然効率がいい驚きのプランです。
こちらの動画で順を追って勉強すると基礎が身についていきます。Illustratorの一番人気の講座です。
【印刷物編】知識ゼロから即戦力になるためのillustratorCC実践コース
イラストレーターはこの動画を見たくらいでもすぐ使えるようになります。あまり時間がかかりません。
イラストレーター参考本
本ならこちら。カラーページで超初心者でもわかりやすいです!勉強範囲は動画とほぼ変わりません!好みですね。
Illustrator しっかり入門 増補改訂 第2版 【CC完全対応】[Mac & Windows 対応]
フォトショップはもっと奥が深いというか難しいソフトです。次で解説します!
フォトショップの覚え方とは?
フォトショップはマスターしようとすると、イラストレーターより時間がかかるソフトです!本、動画、学校、実践を駆使して細かく覚えていきましょう!
動画
Udemy
超初心者なら動画で始めるのがおすすめです。
こちらの動画で順を追って勉強すると基礎が身についていきます。Photoshopの一番人気の講座です。
Photoshop CC マスターコース : 動画で徹底的に学ぶ! 確かな技術をマスターしよう!
これで超基礎なら満遍なく学べますが、実はフォトショップの勉強って底なし沼です!!私も知らない機能がまだまだいっぱいあります。とにかく技の種類が多い…マスターすればどんな合成写真もあっという間に作れるようになります。
家での勉強のしがいがありますね!!笑
フォトショップ参考本
初心者におすすめの本はこちら!
Photoshop しっかり入門 増補改訂版 【CC完全対応】[Mac & Windows対応]
動画と比べると、動画の方がちょっとわかりやすいかな〜と思います。ペンの動かし方とか動画の方が実感が湧きやすいと思います。
あなたがフォトショップ中級者なら
フォトショップ中級者なら、先の動画よりも、目的別の技が書かれた本の方がずっと勉強になります。
Photoshopレタッチ [伝わる]写真補正&加工を学ぶ現場の教本
こういう本で、書いてある通りに画像をいじって練習しましょう。ここをボカすのどうやるの?これとこれを重ねたい…と思っても、実際作業ができないと形になりません。やりたいデザインができないってイライラしますよね〜。困る前に勉強しておくのがおすすめ!
まとめ
デザインの勉強は空いた時間を利用して、家でもコツコツすることができます!
家でできるなら、なぜ大学や専門学校に行く人がいるの?と思う人もいるかもしれません。
学校に行くと就職でかなり有利です!!また、学校の勉強はデザインの技術だけでなく、もっと幅広い芸術を学べます。デッサンや絵の具や造形もします。それを学ぶことで、デザイナー以外にも芸術家やクリエイター、幅広い分野で活躍できる知識が身につくんです。
ですので、将来転職などもしやすい人材になるなら学校でもしっかり勉強しましょう。自分でこれだと思える道を独学でやり通すのももちろんいいと思いますよ!
参考になりましたら幸いです!