【デザイナー転職年齢】30代が平均?40代限界はある?

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働いていれば誰しも『転職』を考える時期がくるでしょう。

それに伴い『自分の年齢とキャリア』を意識する事もあると思います。

 デザイナーなど、クリエイティブな仕事をしていれば、尚更『年齢』が気になってきますよね?特に『年齢』が気になるのは30代中盤〜40代のデザイナーだと思います。

 

20代、30代、40代と会社からデザイナーに求められる事は大きく変わっていくので、転職活動をする際には自分の年齢をよく考えた上で会社選び、キャリア形成が必要なのは間違いないです。

 

しかし、既に日本は『高齢化社会』=『働き手の年齢も上がる』という構造なので、転職活動をする際に、以前ほど『年齢・若さ』が重要では無くなってきています。

それでは、まずは全体の傾向を見てみましょう。

 

転職成功者平均年齢は32,5歳! 10年前より3,4歳アップ

2016年下半期の転職者の平均年齢は32.5歳で、過去10年間で3.4歳アップし、これまでで最も高くなっています。

参照:転職成功者の年齢調査(2016年下半期) |転職ならDODA(デューダ)

 

デザイナー職だけの調査ではありませんが、近年、転職成功者の平均年齢はだんだんと上がってきています。日本は既に高齢化社会なので、働き手の平均年齢全体が上がってきているのでこれは当然の結果でしょう。ちなみに年齢別の割合は下記の様になっています↓

転職成功者の内訳を年齢別に見てみると、最も割合が高いのは「25~29歳」の35.8%で、次いで「30~34歳」の25.1%、「40歳以上」の16.2%が続きます。前回から「40歳以上」がプラス1.1 ptと大きく割合を伸ばしています。

 

『デザイナー35歳限界説』はもはや過去? 

 「デザイナーのピークは35歳」

「デザイナーの転職は35歳まで」

以前、こんな話が広く囁かれていた時代もありますが、これはもう過去の話でしょう。デザイン業界も労働者の平均年齢がじわじわと上がって来ているのは間違いありません。業種、企業にも寄りますが、「所属デザイナーの平均年齢が40歳」という会社も普通に存在します。筆者の周りにも40歳で転職をしたデザイナーも少なくありません。30代後半の転職は非常に多いです。

 

デザイナーとしての転職は20代、30代前半の方が容易なのは間違いありませんが、『35歳限界説』など信じて、転職を諦める必要はまったく無いでしょう。

 

社会が全体が高齢化すれば、それに合わせたデザインの仕事も増えるでしょう。20代、30代前半のデザイナーとは違った価値観も、クリエイティブな仕事には必要です。

 

さらに30年後には定年延長で『年金受給が始まる75歳まで働く必要がある』そんな状況も普通に考えられます。この可能性は非常に高いでしょう。

 

「自分はもう40歳近いから、、、」と自分のキャリアを諦めてしまうのは、逆にリスクになってしまうかもしれませんね。今現在40歳のデザイナーさんでも、今後30年以上働かなくてはいけないかも知れません。。。

 

30代後半、40代デザイナーの運命の分かれ道

上記の話をまとめると、「何歳になっても自分の働く環境に妥協をしてはいけない時代」が来たのだと思います。

 

この事実を「大変な時代が来たな。。。」とネガティブに捉えるか?

「年齢関係なくチャンスがあるな!」とポジティブに捉えるか。

この差は20年後、30年後により大きなものになりそうです。

当然ですが、何事も捉え方次第、行動次第で良くも悪くもなります。

 

デザイナーとして、前向きに自分の人生をデザインしていきたいものですね。

ではでわ、今日はこの辺で。

良いデザイナー人生を◎

 

 

 

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!

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