【面接対策:どんなデザイナーになりたいの?】7つの具体的な回答例
「将来貴方はどんなデザイナーになりたいと思っていますか?」
採用面接や昇進試験で良く聞かれますよね?
シンプルな質問ですが、突然質問されるとなかなか答えに困ってしまうもの。
実はこの質問に正解はないのですが「なんて答えるのが正解なのだろう?どんな理由を言えば印象が良くなるのだろう?」と考え込んでしまうとドツボにハマってしまいます。
サラッと自分の想いを語れればOKなのです。
それにちょっと面接官に「あっ、この人は受け身の姿勢だけじゃなく、積極的に働いてくれそうだな」と感じて貰えれば120点です!
あくまであなた自身のストーリーを語るのが必要ですが、そもそも「世の中にはどんなタイプのデザイナーがいるのか?」には幾つかのパターンがあります。
今日は代表的な7つのタイプをまとめました。
面接対策で答えを用意する際の参考になれば幸いです。
デザイナーさんの7つタイプ
①職人タイプ
②芸術家タイプ
③指揮者タイプ
④戦略家タイプ
⑤ビジネスマンタイプ
⑥王様タイプ
⑦奴隷タイプ
上記7つについて1つずつ簡単に説明します。
①職人タイプ
ある分野のデザインに特化して突き詰めていきたいと考えているデザイナー。
保守的な気質なので余り色々なジャンルに手を広げていきたいとは思っていない。斬新なデザインよりもオーソドックスだけどクオリティーの高いアウトプットが得意。淡々と今の業務を続けていきたいと考えている。
②芸術家タイプ
デザインが大好き。新しい表現や自分にしか出来ないテイストを極めていきたいタイプ。色々な事にチャレンジする好奇心旺盛な気質。ただし自分の強い信念を持っているので頑固な部分がある。周りには余り興味が無い。デザインクリエイションに特化していて営業やスケジュール管理などは避けたいと考えている。
③指揮者タイプ
1人でコツコツと細かい部分を詰めていくデザイン作業よりも、コミュニケーションをしながらみんなでデザインをするのが好きなタイプ。人と人の間を繋ぐのが上手く、円滑にプロジェクトを進めるのも得意。アートディレクターに向いている。
④戦略家タイプ
理屈でデザインをするタイプ。分析が大好き。
ブランディングやデザイン戦略、デザインプロセスの効率化、はたまた心理学なんかにも興味があるタイプ。
1つのデザインやプロジェクトに実は余り拘りは無く、俯瞰した視点でデザインや世の中を見ている。
デザイナー職からマーケティングや商品企画など他のキャリアに進む事も多い。
⑤ビジネスマンタイプ
あくまで売上を上げる為にデザインをしているタイプ。
実はデザインに対して余り拘りは無く、効率よく仕事をこなしたいと常日頃から思っている。
上昇志向が高く、出世や給与を上げる為にはどうすれば良いかを常に考えている野心家。デザインの仕事はあくまでも手段の1つだと思っている。しっかりしているので昇進も早いが、複業をしているタイプでもあるので、将来的に独立起業をするケースも多い。
⑥王様タイプ
周りに自分の影響力を強く与えたいと思っている。承認欲求が強く、デザインも自分の思い通りに進めたいと考えているタイプ。デザインに対する拘りも人一倍強くセンスも抜群。グイグイと周りを引っ張るデザイナーです。
ただし経営者から見ると諸刃の剣。上手く扱えるとデザイン業務一切を任せられる人材。人間関係では度々トラブルが起きる。承認欲求が強いのはネガティブに捉えられがちですが、経営者や上司の立場からみると上昇志向が強いとポジティブに捉えられる事が多い様です。
⑦奴隷タイプ
余り自分の意志は持っていない。
言われた業務を淡々とこなし、生活のために致し方なく働いている。今まで辛い経験が多く途中で心が折れてしまったデザイナーやなんとなく流れでデザイナーになってしまったパターン。従順だが覇気がない。面接でこのタイプだと思われるとヤバいタイプ。
まとめ
世の中のデザイナーさんを大きく分類すると上記7つのタイプに分けられます。
もう少しだけ説明させて頂くと⑦の奴隷タイプは論外。
面接でしっかり受け答えができないと意思が弱いこのタイプだと判断されてしまいます。
①職人タイプと②芸術家タイプは担当デザイナーとしての気質を大きく2つに分けた分類です。
将来出世したいと考えている場合、
将来貴方がどんなリーダーになりそうか?をちょっと匂わせられると面接は上手くいきます。
その場合、③指揮者タイプ、④戦略家タイプ、⑤ビジネスマンタイプ、⑥王様タイプにまつわるあなたの具体的ストーリーを話せると良いでしょう。
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