【学生向け:デザインコンペ必勝法!】採用確率を高める5つの方策

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「デザイン科に進学したし、コンペに参加してみようかな?」

「ポートフォリオに載せる作品数を増やしたいな。。。」

「今の自分のスキルを力試ししてみたいな。。。」

「あわよくば賞品・賞金を獲得してやる!」

そんな考えから『デザインコンペ』に参加する学生さんも多いでしょう。

凄く良い事だと思います^^

 

しかし「何をすればいいか分からない」「どうすればウィナーになれるの?」と迷ってしまい行動に移せずに時間だけが過ぎてしまう学生さんも多いと思います。

 

今日は学生時代『デザインコンペ荒し』とまで言われた僕が、当時考えていた作戦や効率的に作品を制作する方法、アイディアを出すための習慣などをご紹介します。デザイナーを志している学生さんの参考になれば幸いです。

 

①コンペ情報通になる

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 まず第一に必要なのは情報収集ですね。

これはめちゃくちゃ大切。

どんなに優れたデザインができるスキルがあっても、やる気と有益な情報がなければ宝の持ち腐れになってしまいますよね?その逆に、デザインスキルに自信が無くとも自分の得意なジャンルのコンペ情報をいち早くキャッチできれば、十分デザイナーとして勝負できるはずです。

 

学校で一番の『コンペ情報通』を目指しましょう。

 

出来れば毎日、コンペ情報サイトにアクセスして「新着コンペ情報」「コンペ結果発表情報」に目を通すと良いですね。日々デザインに対する感度をあげておくことで『傾向と対策』も自然と分かってくると思います。特に過去の結果が載っている毎年恒例のコンペは、過去の受賞作品から採用されやすいテーマなど見えてくるので、知識を増やす為にも振り返って分析する事をおススメします。

 

下記に主なコンペサイトのリンクを貼っておきますね↓

 

デザインコンペサイト:登竜門 

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コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]

 

国内で一番有名なコンペ情報を掲載しているサイトですね。とりあえずここはマストでチェックしておきましょう^^その他、下記2つのサイトも便利です。

学生オススメ | クリエイターのためのコンテスト・コンペ情報 COMPEDIA

学生が参加できるコンペ情報(カテゴリ別) :: AKICHIATLAS.com

 

 

➁学校の課題とリンクさせる

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2つ目は効率的にコンペ作品を作成する方法。

誰しもなるべく楽に進みたいですよね?

ぼくが学生時代に意識的にやっていた事です^^

 

毎日コンペ情報をみていると必ず『学校の授業課題とリンクできそうなモノ』が見つかるはずです。 というか、無理やり課題とコンペのテーマをリンクさせてしまいましょう。これは工夫次第でいくらでも可能ですよ^^

 

ぼくは外部のデザインコンペありきで学校の課題のコンセプト・ターゲットユーザー・テーマを毎回決めていました。寧ろ「コンペにも出す」という制約があるからこそアイディアが浮かんで来る面も多々あったので、あなたも一度試してみてはいかがでしょうか?

 

同級生や先生のアドバイスも貰えるので、一人で作業するよりもクオリティーが上がりやすいのもメリットですね。

 

『物事をリンクさせる能力』はデザイナーにとって必須のクリエイティビティーなので、学生の内から意識しておくと社会に出て仕事をする際に必ず役立つでしょう。

 

 

➂ファーストインプレッションを大切にする

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デザインのお題を与えらた瞬間にアイディアが閃く事ってないですか?

「このお題だったら、こんなデザインが良さそう!」とちょっとハイテンションになる感覚はデザイナーだったら必ず一度は体験していると思います。個人的には第一印象で思いついたものをババッ!とアウトプットできた時の方が良い結果になる気がします。

 

勿論、色々考えて悩んでブラッシュアップする作業は必要になりますがファーストインプレッションは本当に大切な一瞬です。

 

毎日情報収集していると必然的に多くのお題に触れる事になるので、閃く数が増えるはずです。これは良くある「下手な鉄砲でも数撃ちゃ当たる」作戦ですね^^;第一印象で閃く為にも、学校で一番の『コンペ情報通』になるのは滅茶苦茶有効ですよ。

 

 

④友達と共同コンペでモチベーションアップ

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モチベーションを高く持つ為にも、みんなと一緒にコンペに参加するのが良いでしょう。アイディアを出し合ったり、ライバル心で徹夜も苦で無くなったりと良い事だらけ(笑

 

共同でチームを組んでも良いですし、別々に作品を造るでも良いと思います。

同じ志をもった仲間が周りにいる環境は学校に通っているメリットでもあるので、最大限活用しましょう。何より学生時代にみんなでワイワイ制作作業をするのって最高に楽しい時間だと思います^^

 

⑤勝てる場所で勝負する

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数あるコンペの中には「獲得できるものは大きいけれど難易度が高いコンペ」や「商品・賞金は大した事ないけど勝ちやすそうなコンペ」があります。自身の得意・不得意も大きく関係するのでなるべく「勝てそうな場所」を探して、そこで勝負しましょう。

 

「失敗からは多くを学べる」という言葉がありますが、確実に「失敗より成功から得るモノの方が大きい」と思っています。なんで負ける可能性が高い方を選ぶのか良く分からないんですよね。。。絶対に成功する可能性が高い場所で勝負しつづけた方が良いと思うのです。まぁ、これはほんと個人的な意見ですσ(^_^;)

 

なので、「獲得できるものは大きいけれど難易度が高いコンペ」や「商品・賞金は大した事ないけど勝ちやすそうなコンペ」があれば後者をお勧めします。

 

『小さな目標を一段一段コツコツ上る』のが挫折せず、楽しく、モチベーションを維持して勉強できるはず。この意識って凄く大切だと今でも思っているので是非お試しあれ。

 

『学生限定コンペ』はかなりの狙い目ですよ^^

ぼくもココをメッチャ狙ってました(笑。

ちょっと下世話な話をすると、小さな勝ちを積み重ねて50万位稼げました(*´∇`*)

有名なコンペだと『最優秀作品で200万円の賞金!?』とかあるんですけど、僕の場合、自分のセンスに自信が無かったので勝てるイメージがしなかったのです。。。たぶん頑張ってもココでは勝てなかったでしょう。みんなが一発大穴を狙っている時に、僕はコツコツ小さく勝てそうな場所で勝負してましたσ(^_^;)

 

「逃げ腰のセコイ奴」と思う人もいるかもしれませんが、一番大切な事は「一貫して一つの信念を数十年単位で続ける事」だと思います。一発KO狙いのボクサーと判定勝ちを狙うボクサーは試合運びだけでなく、日々の練習・生活スタイルまで完璧に違いますよね?

勝ちずらい選手はスタイルをコロコロ変えて一貫性のない人でしょう。これはきっとデザイナーや企業でも一緒だと思います。

(正直言うと、今でも一発KOを狙えるデザイナーには憧れの気持ちを持っていますが・・・(x_x;))

 

まぁ、兎に角。『学生限定コンペ』はかなりの狙い目です。

 

クラウソーシングのコンペも勝率高し

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 『小さな勝ちを積み重ねる戦略』であれば学生限定コンペの他にクラウドソーシングのコンペもお勧めです^^

 

デザインコンペであれば大体、採用報酬は数千円~5万円位という少額の案件が多いです。その代わり「登竜門」などコンペ情報サイトとは全く別のお題が沢山あるので、あなたの得意分野が生かせる案件も見つかるはず。

 

実際に経験した感想として。

実情、クラウドソーシング系のサービスは「若手デザイナー」「学生デザイナー」の修行の場としての役割が強い気がします。システム上、月数十万稼ぐのは結構キツイ感じ^^;高度で単価が高い案件よりも初級者向けのお仕事が多いのが原因でしょうね。だから必然的に、プロとしてガッツリコミットしている人は少ないです。

 

デザインを勉強している学生さんでも十分戦える、勝率の高い場所なのでココもかなりお勧め^^

有名どころでは「ランサーズ」「クラウドワークス」がありますね。

どちらも実情サービス的に大差ないですが、個人的には「クラウドワークス」の方が好きですね(*^-^) コチラはプロ判定を受けるとボーナス制度もあるそうですので、腕に自信がある学生さんは是非チャレンジしてみては如何でしょうか?

 

クラウドソーシングサービス公式サイトリンク:

クラウドワークス

 

 

体験談として記事に詳しくまとめてあるので興味のある方はこちらをどうぞ^^↓

【関連記事】 

carbon-design.hatenablog.

 

まとめ 

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①コンペ情報通になる

➁学校の課題とリンクさせる

➂ファーストインプレッションを大切にする

④友達と共同コンペでモチベーションアップ

⑤勝てる場所で勝負する。『学生限定コンペ』『クラウドソーシング』が狙い目

 

上記がぼくが考えるデザインコンペ必勝法です。

なんか当然の事ばかり書いてしまっている気もしますが、あなたの参考に少しでもなっていれば幸いです^^

 

それでは良いデザイナー人生を~~~(=^▽^=)ノ♪ 

 

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!

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