【理想的な1日の在宅勤務スケジュール】湘南移住デザイナーの例
2022年現在、コロナ禍の影響で一気にリモートワーク・テレワークが広まりました。良い面もあれば悪い面もありますよね。
そこで今日は在宅ワークについて、私の失敗体験と現在の理想的な1日のスケジュールをまとめてみました。基本的にデザイナーのお話しになりますが、他のクリエイティブ系のお仕事にも通じるところがあると思います。あと、在宅ワークを活かして「湘南や地方移住しようかな?」と考えている方の参考になるかもです
みんなの在宅ワークの現状は?
もともとデザイン業界はフリーランスの方が多く在宅や個人オフィスで働いてる方も多い職種でした。
しかし、インハウスデザイナーやデザイン事務所に勤めていた方は他の多くの職業と同じ様に毎朝オフィスに出勤して働いていた方も多かったですよね?
私も前職ではインハウスデザイナーとして毎日オフィスに片道1時間をかけて通勤していました。そんな通勤デザイナーさんの多くは私と同じ様に最初の頃は「在宅ワークできてラッキー♪満員電車に乗らないで良いしリラックスして仕事ができる!」と思っていたと思います。
でも暫くフルリモートで働いているとどうでしょう?
「あれ?こんなはずでは無かった、意外と在宅ワーク大変だぞ」とみんなが気づき、今は色々と働き方を試行錯誤している最中だと思います。
デザイン会社として業務プロセスを見直したり、このタイミングでフルリモートで働ける会社に転職したデザイナーさんもいれば、私と同じ様に週半分の在宅ワークを利用して「近郊移住」で理想のライフスタイルにチャレンジしたり。
このページを読んでくれているということは、きっとあなたも働き方やライフスタイルを見直そうとチャレンジ中なのだと思います。
今は色々な事がすごいスピードで変化しているので、その波に上手く乗って楽しいデザイナー人生にしたいですよね!
ここから在宅ワークについて、私の失敗体験と現在の理想的な1日(毎日できているとは限らない)の紹介をさせて頂きます。あなたの今後のキャリアの糧となれれば嬉しいです。
私のフルリモートワーク失敗経験
①運動不足で3キロ太ってしまった
②ダラダラ深夜まで働いてしまう事が多くなった
③リビングのデスク&チェアで腰を痛める
④チームリーダーとしてはフルリモートはシンドイ
⑤メリハリない1日でストレスが溜まり幸せじゃない
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私が以前勤めていた職場ではコロナ禍で緊急事態宣言が出たことによって、完全にフルリモートで働くことになりました。出勤は月に1度で3〜4ヶ月の間です。
その間にザックリ上記5つの失敗を経験しました。
自己管理が上手にできないと在宅勤務って全然良く無いと実感しました。
①運動不足で3キロ太ってしまった
通勤時間って結構良い運動になっていたのですね。
完全に在宅ワークになって往復2時間の通勤時間が浮いたのですが、そのエネルギー分きっちりと太りました、、、悲しい、、、
ちなみに平均的な通勤での消費カロリーはこちら↓
電車(立ち)30分&歩行15分の場合
体重70kgの人、153kcal(往復:約300 kcal)
体重50kgの人、109kcal(往復:約200 kcal)
お茶碗で軽く2杯分くらいのカロリーです
これでは食事量が変わらなければ誰でもすぐに太っちゃいますね。
②リビングのデスク&チェアで腰を痛める
インハウスデザイナーの職場環境はかなり良い事が多く、私の会社もデスク&チェアで50万以上、大型2画面ディスプレイでした。それが突然自宅リビングのデスクでノートPC作業になってしまいました。当然の様に腰を痛めてしまいました、、、
やはりある程度の投資をして在宅ワーク環境を整える事は必須ですね。書斎がない場合は引っ越しすることも考えた方が良いでしょう。
③ダラダラ深夜まで働いてしまう事が多くなった
周りの人の目がないとちょっとダラけてしまい作業が非効率に、それに加えて慣れない在宅ワークのせいもあり、当初は毎日深夜12時くらいにも仕事が気になってPCを開いてメールチェックをしたりしていました。これは全然気が休まらない良くない働き方ですね。
④メリハリない1日でストレスが溜まり幸せじゃない
在宅で朝起きて夜寝るまで1度も家から出ずに一週間が終わる、、、そんな週もありました。全然メリハリのない生活にストレスが溜まり「何だこれ、全然在宅ワーク幸せじゃない!」とちょっと鬱っぽくなってしまいました。今までは「変わり映えのしないサラリーマンの日常」だと思っていたのですが、会社に出社したり、色々な人と対面でお話しする事でメリハリのある生活だったんだなと、この時すごく痛感しました。
⑤チームリーダーとしてはフルリモートはシンドイ
誰かからお願いされた「作業系タスク」は在宅でも職場でも変わらずできますよね。でも部下を持っていたり、チームメンバーの作業進捗の管理をしなければいけない立場の場合、フルリモートだと管理者のコミュニケーションコストがどうしても増えてしまうんですよね。やっぱり同じ職場ですぐに声をかけあったり、作業進捗を見せ合いながら、対面でチームビルディングしていく方が効率良くプロジェクトが進むと感じます。今の職場は週2日はみんな出社して顔を合わせるので、在宅ワークと出社の良いバランスが取れていて気に入っています。個人的には完全リモートワークの職場でマネジメント業務はしたくないな、、、と思います。
こんな失敗経験を積み重ねてきたので「このままではダメになってしまう!」とライフスタイルを変える決断をしました
以前からの夢だった「湘南の海から数分の暮らし」へのチャレンジです。
20代の頃から海外のビーチリゾートが大好きで色々な場所を旅していたのですが、湘南の雰囲気もハワイやフランス南部に似ていて「みんな自分の好きな事をして他人を余り気にしていない」オープンマインドの文化があるんですよね。移住先として都心からのアクセスも悪くないのでホントお勧めですよ。
私の理想的な在宅ワーク1日のスケジュール
毎日できているとは限らないのですが、晴れの日は大体下記のようなスケジュールでお仕事をしています
ポイントとなるのはやっぱり「朝」「昼」「夜」の心の切り替えですね。そちらの部分を簡単にご説明します
朝6時30分:起床
朝7時00分:散歩&1日の脳内作戦会議
朝8時00分:朝食(週1で海辺カフェ)
朝9時00分:在宅ワーク開始
昼12時30分:昼休憩(散歩&お昼ご飯購入)
昼13時30分:在宅ワーク/午後の部
夕日没時間:休憩&サンセットデトックス
夕19時00分:在宅ワーク終了/晩ごはん
夜21時00分:複業&お勉強(通勤時間分)
夜24時00分:就寝
朝7時00分:散歩&1日の脳内作戦会議
朝時間を制する者は1日を制する!
「朝活」という言葉が流行っていたり脳科学者の茂木健一郎氏曰く、朝目覚めてからの3時間というのは脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」なのだそうです。
出社通勤しているとこのゴールデンタイムをなかなか有効活用できないですが、在宅ワークであれば完全に朝時間を充実させる事ができるんですよね。
私の場合は朝日を浴び海辺を散歩しながら、1日の段取りやプレゼンの構成、商品企画のアイディア出しなど集中力を使う仕事をしています。
個人的には「歩きながら考える」のがリラックスして良いアイディアが出たり思考をクリアにする事ができるので気に入っています。
海でも山でも湖畔でも良いですが、やっぱり朝の自然って最高ですね!
朝海辺のカフェで朝食を取ったりもしますが、この時にデザイン資料用のイメージビジュアル集めなどスマホのアプリで済ませておくと家では作業と打ち合わせに集中できて良い感じです
昼12時30分:昼休憩(サイクリング&お昼ご飯購入)
お昼ご飯も心と脳をリフレッシュする為に近所のパン屋さんやお惣菜屋さんまでサイクリングで買い物に行くようにしています。移住前は家に買い溜めしていたインスタント食品なんかで簡単に済ませていたんですが、やっぱり運動がてら外に出た方が絶対に良いとの結論に至りました。
20代で出社している時はお昼休みに仕事をしてしまっていたのですが、これはダメですね。午後の作業効率落ちるので昼寝をしたり散歩したりして、しっかりお昼休みに気持ちと身体を切り替えた方が良いです
夕日没時間:休憩&サンセットデトックス
海辺のサンセットを眺めながらの休憩も欠かせません。一息つきながら波の音を聴き、真っ赤な夕陽に包まれると自然と1日のストレスがふっと消えていくんですよね。これもお仕事とプライベートの切り替えに大事なルーティーンです。やっぱりストレスはその日のうちに解消できる習慣が必要だと思います。あと、富士山の方に夕日が沈むのも私が湘南移住を決めた1つの理由です。
夜21時00分:複業&お勉強(通勤時間分)
最後に通勤時間がない分の時間の過ごし方です。
正直言ってこれから30年以上、70歳まで同じ1つの会社で働き続けるのは無理だと思っています。30年後といえば今働いている会社が無くなってしまっている人の方が多い気がします
私が在宅ワークを利用して移住したのは複業の可能性を拡げるという理由もありました。こうやって文章を書いたり、本業以外の勉強を少しづつ始めています。こうやって今まで通勤時間で潰れてしまっていた時間を有効活用できるのも在宅ワークのメリットですね
以上。
私の「理想的な1日の在宅ワーク@湘南」でした。
在宅ワークにはまだまだ色々なライフスタイルを実現する可能性がありそうです。場所に囚われない働き方、より良いプライベート時間の過ごし方を試行錯誤していきましょう。
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