【デザイン系求人サイト総まとめ!】デザイナー募集を探している方へ
『デザイン業界の歩き方』の運営を始めて早くも4年目。
この間、色々なデザイナーさんと会ったりしながら情報を集めてきました。また、ぼく自身ももうすぐ35歳。なので同級生は既に4割〜5割くらい転職経験者です。
冗談抜きに、30歳辺りでみんな一斉に転職しだしましたね…
そして、実はぼく自身も去年から会社が変わりました。今は新しい環境の中で慌ただしくも、とても楽しく働いています。やっぱり環境が変わると、新しい価値観、新しい発見があり自身の成長を実感できますね♪
「デザイナーは転職を繰り返しながらキャリアアップしていく職業だ!」
デザイン業界にはこんな言葉もありますが、まさしく今それを実感しています。
今日はその経験から、デザイナーの転職活動・就職活動をサポートしてくれるサイトをご紹介しようと思います。
主に現役デザイナーで中途採用を考えている方。またはデザイン系の学校から新卒採用で苦戦している方。既卒や第二新卒でクリエイティブ系の就職を考えている方向けです。
ぼくが実際体験してみた感想や、周りのデザイナーがよく転職の際に使っていたサイト情報が中心です。デザイナーとして次のステップを考えている、あなたの参考になれば嬉しいです^^
デザイン業界の求人情報
デザイン系の転職サイトは色々ありますが、それぞれ特色が異なります。
手広い求人を揃えた大手から、狭く深くの業界特化型まで様々ありますね。
当然、求人情報をカバーしている範囲も違うので、本気でデザイナーとして転職・就職を考えている方は1つのサイトだけでなく複数のサービスを利用する事をおススメします。
「大手求人サイト」と「特化型求人サイト」両方利用するのが通常パターンと考えておいて良いでしょう。上手に使い分ける事によって、より自分に合った会社に就職できる可能性が高まりますね^^
◾︎インハウスデザイナー
◾︎新卒での就活
◾︎第二新卒の場合
◾︎プロダクトデザイナー
◾︎Webデザイナー
◾︎UIデザイナー
◾︎ゲームデザイナー
◾︎広告、マスコミ関係
◾︎グラフィック、パッケージデザイナー
◾︎派遣デザイナー
◾︎自分の『適正年収』を測れるサイト
これら全ての業種でオススメサイトをピックアップして有ります。
(結構長い記事になってしまったので、関係ないと思われるところは飛ばして下さい)
それではケース別にみていきましょう↓
インハウスデザイナーを目指す場合
ぼく自身、インハウスで仕事をしていた経験があるので、同じく周りのインハウスデザイナーへの転職活動を良く耳にしていました。
デザイン業界全体でみれば、インハウスデザイナーはそれほど多くはないと思いますが、収入面・福利厚生などメリットが大きいので、転職してメーカー勤務を考えている方も少なく無いと思います。特に30代になり、家庭を持つようになると『インハウスデザイナーの恵まれた環境』を目指して転職活動を始めるケースが目立ちます。
インハウスデザイナーを募集している会社はデザイン部署を持っているのは大手メーカーや比較的規模の大きな会社が多いので、インハウスデザイナーを目指す場合。多くのデザイナーさんは大手の求人情報サイトを利用するケースが多いです。(メーカーは大手求人サイトとほぼ100%提携している為)
インハウスへの転職を考えている方は、大手求人サイトを利用すると良いでしょう。
下に紹介するリクナビNEXTさんは既に登録している人も多いと思います。求人サイトの大手中の大手。とりあえず転職を考えているデザイナーさんはチェックしておくべき求人サイトと言えるでしょう。
【有名ドロコ。リクナビNEXT】
インハウスデザイナーへの転職・就職を成功させるポイント!
デザイン事務所やBtoBのデザイン会社で求められる人材と、メーカーや自社サービス開発をするデザイナーに求められる知識やモノの考え方は多少異なります。
デザイン事務所など下請けの会社では、幅広いデザインテイストを使い分けられる事が必須ですが、インハウスの場合はその会社のデザインテイストと自分のテイストの相性がより重要になりますね。
また、インハウスとして自社のデザインをする為には『ブランド戦略&ビジネスデザイン』が必須!ポートフォリオや自分の経歴をアピールする事も大切ですが、希望メーカーの歴史や今後のビジョンなどを一度、自分なりにまとめておくと面接などスムーズに進むと思いますよ。
自己アピールをするよりも『自分とメーカーの相性の良さ』をアピールする意識で、就活・転職活動に臨むのが、インハウスデザイナーへの近道でしょう。
新卒・既卒・第二新卒の場合
デザイナーになる為には専門スキルや知識が必要なので、就職するのは『狭き門』でもあります。美大やデザイン系の学校に通ってもデザイナーとして就職が上手くいかないケースも本当に多いですよね・・・σ(^_^;)
卒業後ストレートでデザイナーとして採用される人は、多いデザイン学校でも4~5割ほどではないでしょうか?
「新卒で就職活動中が辛い・・・苦戦している・・・」
「就活したけど、上手くいかないで卒業してしまった・・・」
「デザイナー職ではない仕事に就いたけど、やっぱりデザインがしたい!」
こういう方も当然いるでしょう。
そういう方には下記サイト・いい就職.comをお勧めします。
『若者と企業のミスマッチをなくせば、もっと日本が元気になる!』
というスローガンには心から共感します。
就職で苦戦するのは「実力・スキル不足」よりも「企業と自分のマッチングミス」が大きな原因です。不採用になっても劣等感を感じて凹む必要はないですよ。これホント!「デザイナーは実力が全て」という人もいますが、実は運の要素や相性がもの凄〜〜〜〜〜く大きいです^^;
また、そもそも実際海外のデザイナーには「新卒」という概念すらないですからね。。。もっと日本も流動的に人材が動ける環境になって欲しいと思います。この点は日本って本当に遅れていると感じてしまうんですよねぇ。。。
まぁ、今後少しずつ日本の就職システムも変わっていくでしょう。
勿論、こちらにはデザイナー・クリエイターの求人情報も多く揃っています◎
【既卒・第二新卒でデザイナーを目指す方はこちら↓】
新卒・既卒・第二新卒の就職をサポートする【いい就職.com】
こちらのサイトは大体27歳以下デザイナー向けのサイトとなっています。
30歳を過ぎた方はこちらで就職活動をするのはちょっと難しいかもしれません(汗
新卒デザイナーの就活で苦戦してい場合 【スカウト型就活】
「今、まさに新卒デザイナーの就職活動で内定が貰えずに困ってしまっている。。。」こんな場合は、キミスカ がおススメです。
最近ではこの【スカウト型就活】は新卒学生にとって必須と言っても過言では無いかも知れません。年々このスカウト型を利用する学生さんが増えています。
現状デザイナー職では、ウェブ系の企業が多くスカウトしてくれています。ウェブデザインやIT系の仕事に興味ある方にとって大きな力になってくれるでしょう。(その他、出版社やゲーム関連企業などなどもあります)
◾️自分のリサーチでは探せなかった企業と出会える
◾️自分に興味ある企業なのでスムーズな就活
◾️内定が貰いやすい
◾️情報収集にエネルギーが掛からない
などなどの多くのメリットがあります。
デザイナーの就職活動はやっぱり大変なので、少しでも楽に利用できるものは率先して利用していきましょう!
「第一希望、第二希望のデザイン会社は自分で決めて、全力の就職活動!」
「その他はゆっくりスカウト待ち〜〜〜」
そんな就活スタイルが効率良さそうですね^^
☆☆☆☆☆
ところで、新卒でデザイナーへの就活は本当に大変ですよね。。。分かります。。。実際に苦労している学生さんもとても多いです。。。なので、僕もこのブログで悩んでいる就職活動中の学生さんに向けた記事も多く書いています。少しでも参考になれば幸いです◎
就活はハードですが、それでもデザイナーは楽しい職業なので一人でも多くの方がプロのデザイナーになれると嬉しいです。応援しています^^
プロダクトデザイナーの場合
プロダクトはデザイン系の職業の中でも特殊な業界でしょう。他業種と比べて、人数も少ないですね。雑貨・家電・車・医療器具・玩具などをデザインする仕事です。
現在プロダクトデザイナーは全国におよそ2万人ほどいると言われています。そのうちの6割程がメーカーのインハウスデザイナー。
なので、先ほど紹介したリクナビNEXTなど大手転職サイトを利用している方が多いですね。
プロダクト系デザイン事務所や中小企業の求人情報。または会社の雰囲気など踏み込んだ情報が欲しい方にはIMAGICA DIGITAL SCAPEというサイトをお勧めします。
『デザインのチカラ』というメーカー勤務のプロダクトデザイナー特集記事も大変興味深い内容となっています。是非一度ご覧になってみて下さい^^
【プロダクトデザイナーにお勧めの求人サイト】
IMAGICA DIGITAL SCAPE
コチラのサイトはスマホから観るとちょっと見ずらいかな^^;?
できれば家のPCからご覧下さい。プロダクト系のメーカーへの転職の場合、リクナビNEXTさんを本命として利用しつつ、多角的に情報収集する為に合わせて使うとGoodだと思います^^
Web・IT関係デザイナーの場合
皆さんもご存知の通り、実はここに関する転職専門サイトはかなりの数が存在します。
特にアプリやソーシャルゲームの普及でIT系デザイナーの需要は急激に高まっているのはご存知ですよね?専門学校も増えていますし、男女関係なく沢山の方が活躍されている分野です。
web、イラスト、ユーザーインターフェース、ゲーム関連の3DCGなどなど。
様々なデザイナーの求人が混在しています。webとゲーム関係はデザイナーにとって大きな市場となりましたね。
【スカウト型:ウェブ系ヘッドハンティングサイト】
Switch.
ウェブ系企業の転職事情は活発!
やはり他の職種よりも人材流動性が高い業界です。良いことですね。
なので、転職のプロセスも簡易化されている求人サイトがあります。
上記のSwitch.さんは正にそれ。
自分から転職先の企業にエントリーするのではなく、逆にスカウトして貰う転職です。いわゆる「ヘッドハンティングされて転職しました!」と言えるちょっとカッコいいやつですね。
最も簡単に転職活動を始められるプロセス
◾️あなたに興味をもった企業からスカウトが届く
↓
◾️返信は「この求人にいいね!」のワンクリック
↓
◾️マッチングが成立したらチャット形式のメッセージのやりとりが可能になる
(ここでポートフォリオなどのデータも添付可能)
流石ウェブ系企業はフットワークが軽いです。
職業柄、何度かの転職は当たり前。
「自分もそろそろキャリアアップの為にも転職活動を始めた方が良いよな」と考え始めた時には、まずココからスタートしてみるのが良いでしょう。
ウェブ系デザイナー転職の第1選択肢だと思います。
【ウェブ系大手専門転職サイト】
マイナビクリエイター
こちらは転職サイト大手のマイナビさんが運営している、ウェブデザイナー特化型転職サービス。
大手求人サイトなので安心できるのは勿論、転職活動で気になる『ポートフォリオ作成』のノウハウなども蓄積されています。
これは若いデザイナーさんにとってかなり参考になるのではないでしょうか?20代でまだデザイナーとしての経験が少ない方はこちらでエージェントの方からじっくりアドバイスを受けながら転職活動をする事をお勧めします。
大手の強みと専門特化したサービスの良いとこどりができる求人サイトでしょう。
ゲーム関係の案件が充実しているのも特徴です。
ポートフォリオはデザイナーにとって必須アイテム!
『デザイン業界の歩き方』でもポートフォリオ作成について記事を書いています。
下の記事では、『webと製本』2つのポートフォリオの違いについて紹介しています。勿論、転職活動にも役立つのでお時間ある方は是非^^
広告やメディア関係のデザイナー職
上記WEBデザイナーの求人と少し似てますが、微妙に違うのでこちらも紹介◎
広告やメディア関係のお仕事をされている デザイナーさんはとても多いですよね?
特に今は『WEBメディア』や『WEB広告』のデザイン市場がとても活発です。近年、出版系デザインのお仕事が減ってきていますが、代わりにこのウェブ業界が成長しています。
ここはまさにそのWEBメディアに特化した求人サイトです。(グラフィックデザイナー、パッケージデザイナーの求人案件も多いです)
ここはデザイナーは勿論。アートディレクターやクリエイティブディレクターの求人情報が豊富に揃っていますね^^
30歳前後でデザイナーからディレクションする立場へと、キャリアアップしたい際にはコチラを利用してさらなる跳躍を考えてみては如何でしょうか^^?
あなたも既にご存知だと思いますが、デザイナーの1プレイヤーとして働くよりも、ディレクターとしてまとめ役になるとお給料が高くなります。それだけでなく、今後のキャリアアップの可能性も飛躍的に高まります。「有名になりたい!」「大きな仕事がしたい!」「自分の好きにデザインしたい!」など、野心がある方はなるべく早くディレクター職に就けるよう戦略を立てるべきだと思います。早め早めで行動しましょう。「鉄は熱いうちに叩け!」とは良く言ったものです。
本気でキャリアアップを考えている方は、一度キャリアコンサルタントと面談をすると良いでしょう。業界の現状を広く知っているのでかなり参考になりますよ^^
【マスメディアン】
さんはデザイナーの激戦区。広告・WEBメディア関係を専門として扱っているのでキャリアコンサルタントの方々もバリバリの人が多いそうです。(利用した友人談)攻めキャリア形成の時に利用したいサービスですね^^
【広告やメディア専門サイト】
SOHOや小さなデザイン事務所
デザイナーさんの中にはアットホームな小さい職場を希望する方も少なくないと思います。人それぞれ好きな職場の規模って違いますよね?
しかし、小規模な会社は求人広告にお金を掛けられない悩みを抱えています。なので、「どこかに良いSOHOないかな?」と思っても中々探せないのが現状です^^;少し特殊なケースなので、僕が知っている範囲の事を下記記事にまとめておきます。一般的には『紹介予定派遣』を利用するケースが多いですね。興味ある方は是非こちらも読んでみて下さい^^
自分の『市場価値(推定年収)』が一瞬で分かるサイト
最後に面白くて便利なサイトをご紹介します(*^^*)
多くの企業の求人情報や先輩方の経験データベースから統計的に推定年収を測ってくれるサービスです。結構細かい質問に答える事によってあなたの市場価値が短時間で分かってしまいますσ(^_^;)
ズバッと数字が出るので、ちょっと怖いかもしれませんがとても面白いですよ♪転職活動を始める際の企業選びの目安にもなるはずです。
MIIDASで自分のデザイナーとしての価値を試す
実際にはこんな感じの質問を答えていきます↓
(所要時間は3分~5分くらい)
プロフィールでは男性・女性の性別やデザインを勉強した学校名を質問されました。学部や専攻も細かく聞かれます。 (学校別、先輩方の年収データベースがあるのかな?)
実戦経験ではデザイナーに必要なツールソフトのスキルを聞かれます。
InDesignやイラレ・フォトショという業種関係なく必須なモノから、web関係や3DCG関係ソフトなどマニアックなモノもあります(ぼくが知らないツールソフトが沢山あって少しビビりました^^;)
また、「何年デザインをしているか?」「チームリーダーをした事があるか?」なども聞かれます。英語のレベルや車の免許を持っているかなども聞かれました。
「結構細かい所まで回答させられるなぁ・・・σ(^_^;)」という実感。
まぁ、精度高く計測しようと思ったら必要なのでしょう。
最後に結果発表(*´∇`*)
バシッ!と数字が出ます。
(ぼくの場合。面白くて質問の答えを変えたりしながら色々なケース(知人を想定したりして)を試してみました。その都度、質問の内容が変わります。目指す業種やメーカーによって求められているから当然といえば当然。「このシステム良くできてるなぁ~(* ̄∇ ̄*)」と感心してしまいました(笑
「ヤバッ!俺って転職したほうが稼げるんじゃない(=゚ω゚=;)!?」
という人もいれば、
「あっ、今の会社の方が年収高い・・・自分恵まれているんだ。会社の愚痴を言っている場合と違うな・・・(; ̄Д ̄)」
という人もいるはずです^^;
どうでしょう?あなたも一度MIIDAS(ミイダス) で自分の市場価値を計測してみては如何ですか^^?特に転職活動では「年収交渉」がある場合も多いので参考になるはずです。少し強気で攻めましょう(笑
(ちなみに新卒の方利用できます。目指す業界によって、将来のお給料をシュミレーションしてみるのも面白いかもしれませんね♪)
まとめ
以上【デザイン系の求人サイトまとめ】でした。
最後にもう一度リンクをまとめて貼っておきます。
自分に合った求人サービスを選んでみて下さいね。
自身のキャリアをジャンプアップしていきましょう!
でわでわ、良いデザイナーライフを~~~(=^▽^=)ノ
デザイナーの力になる転職おすすめサイトリンク集
■インハウスや大手企業のデザイナー志望
■新卒・既卒・第二新卒でデザイナーを目指す場合
いい就職.com
■Webデザイナー&広告やメディア関係
マイナビクリエイター
Switch.
■自分の推定年収を知りたい時に便利