デザイナーが教える！【料理写真が映える】おしゃれなお皿20選！商用写真にも！

by EL(エル) · 公開済み 2021年2月2日 · 更新済み 2021年11月19日

料理写真におしゃれなお皿は欠かせませんよね！せっかく綺麗に盛り付けても、お皿の色やサイズ次第では「なんか美味しさが伝わらない」という写真になりがちです。

筆者は長年、広告やパッケージのデザインをし、写真撮影にも関わってきました。料理を扱うデザイン会社や写真スタジオでは、結構大量のお皿を所有しているんですよ！

もしプロに負けない素敵な写真を目指すなら、なるべくセンスのいい皿を厳選していくつか持っておくといいですよ。

今日は、料理が美味しく見える！映えるお皿をセレクトしました。

また、フランス在住経験から、ヨーロッパの盛り付けマナーに合わせてちょこっとアドバイスしていきます。

プレート（平たい丸皿）は大きめを買いましょう！フチ付きのものなら25cm以上欲しいです！

なぜなら、ヨーロッパ料理は小さめの皿にギリギリに盛ることは結構タブー。余白がないと下品に見えてしまうので気をつけましょう。パスタなら25cm。ステーキなら27cm以上ないと結構厳しいです！

撮影で一番よく使うのが真っ白い皿です。初心者ならまずちょっと高めの上品な作りの白皿を買いましょう。どんな料理でも美味しそうに映る上、テーブルのランチョンマットでアレンジし放題です！

同ブランドの同シリーズの食器をなるべく揃えましょう！

プレート、小皿、小鉢、茶器などはデザインが揃っていると写真映りがグッと良くなります！同じシリーズなら、大きめのプレートに小さめのプレートを重ねて豪華なテーブルを演出することもできますよ！好きなブランドを見つけましょう！

専門店なら安くて偽物がない。ブランド物だとアマゾンは中古品だったり偽物なんてこともあるので、専門店か楽天がいいと思います。

の順で探すのがおすすめ！

仕事の撮影で一番使用するのがこのタイプのプレートです。色々とデザインが施してあった方が、料理が映えると思う人もいますが（私もそう思っていました）写真に撮ったとき料理が映えないんですよね。お皿の模様や装飾が邪魔になってしまいます。撮り比べてみれば一目瞭然ですが、比べないといまいちわかりません。

このくらいシンプルなものだと雑貨屋さんでも手に入るのですが、できればこういうものこそちょっとだけ値段が張るものを用意したいです。お皿の色味や薄さなどの細かい造りってシンプルに写真に出ますので。

洋食系ならほぼなんでも合います。

この皿は角度も自由度が高く真上（俯瞰）、45度、ほぼ平面からの撮影でも大変料理が映えます。

家での撮影はもちろんそうなのですが、あなたがもし飲食店を経営していて、料理写真を撮りたいのであれば、何枚か確実に用意しておきたいです。

深さがあると、低い角度からの撮影時に料理が隠れてしまいます。最初は平たいものを用意するのがお勧めです。

ちなみに、私のいたデザイン事務所のスタジオではこのタイプの皿は10cm〜28cmくらいまで細かく数枚づつ用意されていますよ。

商用の場合は多めの枚数用意してください。経験者はわかると思いますが、何回も盛り付け直したり、同じ料理の味違い、トッピング違いなど、、、なんども洗い直すのは大変ですので。

かなり映えます。料理写真のアップでも引きでも感じよく映ります。ただ、元の料理を豪華に見せたい、よりおしゃれに見せたいという場合ならもっと装飾がある皿のほうがいです。料理のそのままの良さが伝わる皿です。

かなりモダンな表現ができます。伝統料理ではなく、先鋭的なイメージを出したい場合はこちらをお勧めします。