【2022年】工業デザインが学べる優秀大学ランキング トップ8校!就職に有利!
絶対に知っておきたい!「工業デザインが学べる優秀な大学ランキング、大手企業」などをまとめました!工業デザインとは?どうやって目指せばいいの?必ず知っておくべきことは?・・・などなど全部の疑問に、答えます!
工業デザインとは?
まず工業デザインの定義をおさらいしておきましょう!
工業デザインとは
- 文房具
- スマートフォン
- カメラ
- 時計
- 家電
- 車
- バイク
- 飛行機
- 医療機器
などの「カタチ」のデザインのことを言います。別名プロダクトデザイナーです。
工業デザインが学べる超有名校ランキング!
工業デザインを学べる大学は意外と少ないですよね?どこの大学でもいいわけではありません。現場の感覚で「どの大学が実力があるか?卒業生が多いか?就職しやすいか?」をランキングにしてみました!
※ランキング上位ではないからといって、そこの学生が優秀ではないというわけではありません。むしろ、知名度が低い大学の優秀な生徒の方が精鋭ともいえます。参考程度にしてください。
8位 東北芸術工科大学 プロダクトデザイン学科
東北で最も力のある美大です。力の入った講師陣が特徴の一つです。卒業生は色々なデザインの現場でお会いします。
7位 九州大学 工業設計学科
九州地方の有名な国立大学です。美術大学ではないので、入学にはデッサンが必要ありません。国立大なので、美大よりずっと学費が安く済みます。
6位 京都精華大学
京都にある美術大学です。卒業生は現場で活躍しています。自分の周りでは女性の京都精華大卒の工業デザイナーが多いです。
5位 金沢美術工芸大学 製品デザイン学科
金沢の美術大学です。大手有名企業に就職する生徒が多いです。
4位 千葉大学 デザイン学科
国立大学で学費が安く済むのが特徴です。この大学出身のデザイナーは多く、現場でもお会いすることが多いです。工業デザイナーの定番とも言える学歴の一つです。
3位 筑波大学 プロダクトデザイン領域
多くの工業デザイナーを輩出する優秀な大学です。他ジャンルのデザイナーも活躍が多く、現場でも実際に筑波大出身のデザイナーは多くいます。美大ほどではないものの、デザイナーを多く輩出する大学です。
2位 多摩美術大学 プロダクトデザイン学科
言わずと知れた、美術大学の大手です。知名度はナンバーワンでしょう。もちろんプロダクトデザイン学科も優秀揃いです。入学にはデッサン試験があり、倍率が高いので難関です。卒業すればエリートですね。
1位 武蔵野美術大学 プロダクトデザイン学科
工業デザインの超有名美大です。武蔵美のプロダクトデザイン学科は優秀なデザイナーが多いです。また、現場では多い出身校ですので、就職率・活躍率から言っても大変優秀です。ここの卒業生なら信頼度ばっちりです。就職先も幅広く、たくさんの先輩デザイナーからの助言も得られそうです。多摩美と同じく超難関ですが卒業すればエリートです。
その他学校、専門学校
ここに挙げた大学以外にも、工業デザインを学ぶことができる大学と専門学校は実はかなりあります。ランキングの学校が就職にはかなり有利だとは思いますが、予算、家からの距離などでほかの学校を検討したいという方もいるかと思います。
そんな時は、
というサイトで検索をかけるのがおすすめです。日本の学校全てが出てきます。ただし、相当数の学校が表示されると思いますので、迷った時はもう一度ランキングを参考に選んでみてくださいね!
学校検索&資料請求で一番使われている便利サイトです。
工業デザインの有名大手企業
工業デザイナーになったら、将来はどんなところに就職するのでしょう。
工業デザイナー志望なら知っておきたい!主な就職先をまとめました!工業デザイナーは大学を卒業したらほとんどの人がまず大企業のインハウスデザイナーを目指します。知っておくようにしましょう。
自動車メーカー
アイシン精機、IDSスタジオ、エーモン工業、カルソニックカンセイ、小糸製作所、シバックス、スズキ、トヨタ自動車、日産自動車、日野自動車、本田技術研究所、マツダ、三菱自動車工業、ヤマハ発動機など。
自動車メーカーはどこも社内にインハウスデザイナーがいます。カーデザイナーですね。日本は巨大な自動車メーカーが多いですよね?カーデザイナーへの門戸は他国より広く、チャンスがあります。
家電メーカー
オーデリック、キヤノン、工機ホールディングス、シャープ、ソニー、ツインバード工業、東芝、東芝テック、日本電気(NEC)、パナソニック、日立製作所、富士フイルム、三菱電機など。
家具・日用品メーカー
イトーキ、オカムラ、オリバー、カリモク、キングジム、コクヨ、コトブキシーティング、サンスター文具、日本事務器、パイロットコーポレーション、マルアイなど
住宅機器・日用品・雑貨メーカー
アイリスオーヤマ、イデアインターナショナル、河合楽器製作所、河淳、クリナップ、コンビ、スーベニール、TOTO、ニトムズ、HARIO、ピジョン、山本光学、LIXIL、レックなど。
スポーツメーカー
アキレス、ゼビオ、ドーム、ミズノ、モンベル、ヨネックスなど。
玩具・ゲームメーカー
久月、ジャクエツ、スパイク、チュンソフト、ネイロ、ボーネルンド、吉徳
靴・バッグメーカー
アニエスベージャパン、ヴァンドームヤマダ、中村鞄製作所、プリモ・ジャパン、吉田
工業デザイナーの労働時間
「デザイナーはみんな長時間労働だよ」…..なんて話を聞いたことがありますか?
結構多くのデザイナーさんは長時間労働だったりします。
グラフィックデザインやwebデザインの会社は長時間労働が多いみたいですが、工業デザイナーは比較的安定した職業です。就職先にもよりますが、大企業のインハウスデザイナーなら労働基準法をしっかり守った労働時間です。
工業デザイナーなら海外で就職したり転職するチャンスもあります。海外だと日本とはまた違った働き方になることもあります。知る限り、フランスは基本的に残業は無し、休みはたっぷりあります。アメリカは日本と同程度の労働時間。結構忙しいですね。
工業デザイナーの就職のコツ
工業デザイナーとして就職する場合、倍率が高く狭き門となります。一部の学生さんは、大企業でもデザイナー職ではなく企画部や広報部など別部署に就職することになります。コツを掴んでうまく就職活動しましょう。
就職のコツ1 インターンシップに積極的に参加する
企業のインターンシップは重要です。メーカーではだいたい3年生の夏〜冬向けに、何回かインターンシップを開催します。参加するには試験に通る必要があり、ポートフォリオの審査がありますので、3年生までに作品をポートフォリオにまとめられるようにしましょう。
多くの学生さんが何社かインターンシップを受けます。いくつか候補を決めておきましょう。
インターンシップに参加したからといって就職できるわけではありません。それどころか参加していない学生さんが受かることだってあります。
インターンシップでは、社員さんたちに、「どうしてもここに入りたいです!」というような情熱が伝わるといいと思います。
就職のコツ2 学部で一番か二番の成績を取る
工業デザイナーの門は狭く、学業をサボっていても就職試験でうまくすれば大手に決まる….なんてことはあり得ません。そもそも教授の推薦がないと受けられない会社もあります。学部でトップクラスの評価をもらえるよう1〜2年生の間に努力しましょう。それだけで、進みたい会社に決まるかどうか全然違ってきます。ポートフォリオの細かいクオリティよりこちらの方が大事です。
就職のコツ3 学校の講師の方には印象良くしておく
学校には何度か、現役の工業デザイナーの方が講義に来てくれる機会があると思います。自分の希望する会社の方に会う機会があったら、真面目さや優秀さをアピールできると有利です。(ですので、それまでに学内では一番や二番の成績になっておきましょう)ポートフォリオの内容よりこういったことの方が就職するのに近道になります。
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