【フリーランスデザイナーを目指す人の税金】得する人、損する人
これからフリーランスで働きたい。今の会社を辞める前に、やっておくべきことはある?
答え=あります!
気をつけないと損をする!退職前にやらなければいけない点をわかりやすくまとめました。
会社を辞める前にやっておこう!
開業のためにかかった費用のレシートはとっておこう!
会社に所属している段階で、新しい仕事用の名刺やオフィスの契約費用などがかかる場合もありますよね?「開業費」として申請できるので、レシートや領収書はとっておきましょう。節税になります。
開業費として申請できるもの
- コワーキングスペースなど、オフィスの契約費
- 資格の取得にかかった費用
- 名刺や会社用印鑑
- 書籍や資料
- パソコンや周辺機器(30万円以下なら)
- インターネットや電話の通信費
開業費として申請できないもの
- 販売するために仕入れたもの
- 敷金など返金されるもの
細かくて曖昧ですが、わからないものはとりあえず領収書をとっておきましょう。確定申告の際に会計士さんに尋ねるのが手っ取り早いです。
クレジットカードを作っておく
盲点なのですが、フリーランスになると社会的な信用が落ちてしまい、クレジットカードを作るのが難しくなってしまいます。必要なクレジットカードがあれば会社員のうちに作っておきましょう!
引っ越しは会社員のうちにしておく
信用がなくなることで、賃貸契約がいきなり難しくなります。もし引っ越ししたいのであれば会社員のうちに済ませましょう。
貯金は残しておこう!
住民税は前年の給与から計算し、次の年に毎月引かれるようになっています。つまり、会社を辞めるとその後1年間は、たとえ収入が0だったとしても住民税が引かれ続けてしまいます。住民税は課税所得(収入から経費と保険料などを引いた残り)のおよそ10%なので、結構な額の請求書が届きます。会社員での収入が高かった人ほど、フリーランスになった時の住民税が高額になるので注意してください。
会社員だった時の最後の源泉徴収票は必ずとっておく
私がフリーランスになった時、紛失しかけて肝を冷やしたのですが、1月〜12月の間で2箇所から収入を得たとすると、確定申告ではその両方の収入から税金を計算することになります。フリーランスの収入の証明書+源泉徴収票を提出することになるのです。源泉徴収票を無くした場合は、前の会社にもう一度発行をお願いしなければなりません。注意してください。
まとめ
どれもうっかり忘れがちですが、会社を辞めてからではどうしようもなくなってしまう事もあるので注意してくださいね。
また、今いる会社がブラックだった…という場合には未払いの給与や残業代をきちんと請求した方が、独立後の節税よりもよっぽど大切な事だったりしますので、考えてみてくださいね。
退職時の手続きの弁護士事務所に相談するのがおすすめです。
参考に退職手続きに長けた弁護士事務所のurlを貼っておきます。
それではまた!