専門学校卒が抱える社会への不満を考えてみて分かった事。【デザイナー職】
「専門学校卒だと大卒より不利なのかな?」
「お給料が低いの?就職活動に影響は」
など、不安を抱えている学生さん多いかもしれませんね。就職活動が近づいてくるに従ってそういう人が増えてくるでしょう。
ぼくは現在デザイナーとして働いているので、周りに専門学校卒の方が多いです。
その視点で今日は『専門学校卒が抱える社会への不満』について考えてみます。
結論から言うと企業に就職した専門学校卒のデメリットはズバリ
「100万円の損を強いられる」という事ただ一つ!
(正直大した損じゃないですね^^)
photo credit: Calculating Car Costs via photopin (license)
たかが2万円されど2万円?
びっくりするかもしれないですが、専門学校卒で就職してくる人のほとんどが大卒より月収が2万円ほど低いという事実を知らないで入社してきます^^;
僕もそうだったんですけどね。初任給をもらうまで自分が一体どれくらいの給料を貰えるのか知らなかったし、知ろうとも考えていなかったです。若かったのでお金に余り興味がなかったんだと思います。。。
特にデザイナーやクリエイターを目指してる学生はそういう人が多いのは間違いない事実。若いということは本当に幸せな事ですね(笑
5月。初任給を貰った専門学校新卒社員は、初めて自分の給料周りの人の給料を比べて凹んだりイラッとしている人も多いと思うんですよ。
ぼくの周りでもやっぱりブーブー言ってるの人がいたので真面目に考察してみました。
あなたの参考になれば嬉しいです。こんな感じです↓
専門卒が100万円損する理由
最初に言った100万円の損というのは入社して4,5年で初めての昇進があるからなんです。(メーカーによって昇進までの年数が違うだろうが平均するとこれくらいなのではないでしょうか?)
一度昇進してしまえば専門学校卒だろうが大卒だろうが関係なくなり、役職に応じた給料をもらうようになるんですよ。
ということは。。。
月-2万円×12か月×4or5=だいたい-100万円という計算になります。
全く同じ業務をしていても給料が違うというのは本当におかしいと思ういますが、そういう制度なんだからいくら愚痴っても仕方がないですね。。。σ(^_^;)
最近はデザイナーの就職について、学歴に関係なく採用したいと思わせる人が就職できる環境になってきています。他の職種よりそういう点においては進んでいる職種ですよ。入社後だって昇進するのはあくまでその人の実力次第。わかり易くて非常にいい感じですね♪
実は損より得のが大きい!?
ここで冒頭の「100万円の損はそんなに大きい事なのか?」と考えてみて欲しいです。
100万円対価として大学で必要とも思えない単位を取るための努力も時間も得られる。受験勉強からも解放される。その時間で自分のセンスを磨いたり好きな事をする
有意義な時間を過ごせれば安いものですよ。
逆に大学院卒の場合を考えてみるとこんな感じ↓
月収は大卒比+2万円です。
昇進までの4年間×12か月×2万円ー2年分の学費(仮に150万くらい)ー大卒後2年間の給料(仮に650万)=マイナス700万
大学院卒は700万(大卒後2年間の給料相当+α)の損!!?
まさか大学院卒の方が損をしていたなんて。。。
実力次第で昇進させてもらえるような職種であればあるほど時間の価値は高いのですね。
まわりでブーブー愚痴を言ったり凹んでる専門学校卒の人がいたら、「そんなの大したデメリットじゃないよ!」と教えてあげて下さいね。寧ろメリットの方が多いのではないでしょうか^^?時は金より貴重です。