プロダクトデザイナーの仕事内容や将来の年収は?
プロダクトデザイナーってどんな仕事?将来どれくらいの年収が見込めるの?
プロダクトデザイナーの仕事内容
- 車
- 自転車
- 船
- 電子機器
- 文房具
などの形をデザインする仕事です。
工業デザイナーとも言います。
デザインするのは「形」です。色や素材を選ぶのはカラーデザイナーという別の仕事です。
どういう会社に入ればいいの?
多くのプロダクトデザイナーは大手メーカーのインハウスデザイナーとして働きます。
つまりそのメーカー専属のデザイナーですね。
他に、部品やサンプルを作るなどする中小規模の会社で働く人
ベンチャー企業で働く人もいます。
労働時間は?
日本のメーカーでは、基本的には8時間労働・土日休みですが、残業が多いのが実状です。
海外メーカーや、日本企業の海外支部では、残業がほとんどないところもあります。
中小規模の会社ほど、労働時間が長くなる傾向にあります。
フレックスタイム制の会社もあります。
実際の作業は?
Photoshopなどを使い、イメージした形をイラストにします。
アイディアはもちろん、魅力的な絵にすることが大切です。
紙にマーカーで描く方法もありますが最近では少なくなりました。
模型を作るデザイナーや3Dデザイナー、技術部と連携をとったり、指示を出したりします。
海外支部とテレビ電話を繋ぎながらの英語会議
会社の敷地が広い場合は移動に時間がかかり体力を必要とします。
プロダクトデザイナーに必要な資格・技術
学歴
- 美術系大学卒
- 大学の工業デザイン科卒
- 美術系専門学校卒(少数)
スキル
- Photoshopまたはペインター
- 英語
最近では3Dソフトを使えると有利になることがあります。
プロダクトデザイナーの年収
新卒
新卒入社の初任給は月19〜22万円です。
中途採用
中途採用の平均は月26万円(年収514万円)で下限/上限の平均は409〜653万円です。
将来性
大手企業のインハウスデザイナーなら50歳前後で年収1500万を超えるところもあります。
中小規模の企業なら50歳前後で600万円を超えることもあります。
大企業では出世するかどうかで大きく給与が変わってきます。
プロダクトデザイナーの多くが、40代以降別部署に移動になったり出向するなどして、デザイナーを続けられなくなることがあります。
また、出世コースでも管理職になるのでデザインを続けられなくなることが多いです。
Designer voice
入口が狭い職業です。大学で学んでも、プロダクトデザイナーとして就職できるかわかりません。ただ、入ってしまえば外国企業に転職するなど選択肢も広くなります。ベンチャー企業を立ち上げた友達もいますね。大変だけど楽しいこともありますよ。