【プロダクトデザイナーの年収はどれくらい?】リアルな給料のお話

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プロダクトデザイナーのお給料についてのお話しです。

デザイナー志望の方や、転職を考えていて年収を気にされている方も多いと思います。

やっぱり気になりますよねσ(^_^;)?

今日はプロダクトデザイン業界のリアルな現状を語っていきます。

 

プロダクト(工業)デザイン業界の現状

現在プロダクトデザイナーは全国に約2万人と言われています。

(工業デザイナー、インダストリアルデザイナーと呼ばれる事もあります)

 

日本の労働人口が6000万人程なので、就労している人の中で3000人に1人がプロダクトデザイナーという割合。結構レアな職業だと思います。

 

職業人口の地域分布も首都圏と地方主要都市に8割のデザイナーが住んでいると言われているので、「プロダクトデザイナー?そんな職業聞いた事ないよ?」という方も少なくないかもしれませんね^^;全国的にみると認知度は若干低めの職業でしょう。

 

認知度は低いかもしれませんが、プロダクトデザインが好きで、デザイナーになりたくて就職する人が多いので良い職業だと思います。現状クリエイティブ系のお仕事の中でも比較的安定している業界です。まぁ、今は変化の激しい時代なので今後の事は分かりませんが・・・σ(^_^;)

 

それでは本題の年収について。

ここからは僕の個人的意見も多々含まれるのでその点はご承知おき下さい。

 

サイトにより情報が様々

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下記にあげるように、ネットで調べても割と様々な数字が出てきます^^;

どれが正しいんですかね?↓(ちなみに現在日本の労働者の平均年収は415万円と言われています)

 

doda調べ

平均年収440万円

クリエイティブ系-工業デザインの平均年収/生涯賃金データ |転職ならDODA(デューダ)

 

バンタンデザイン研究所調べ

1年目≒年収300万

5年目≒年収500万

10年目≒年収1000万

プロダクトデザイナーの職種紹介と平均年収|クリエイティブ業界研究|ファッション・ヘアメイク・デザイン クリエイティブな「仕事」「学び」「体験」情報をお届けするWEBマガジン「VANTANSCAPE」by バンタンデザイン研究所

 

給料BANK調べ

年収550万~1100万

工業デザイナーの給料・手取り・仕事内容・年収、役割を解説! | 給料BANK

 

 

個人的感覚での平均年収

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さて、現役プロダクトデザイナーであるぼくの意見ですが…….

働く場所や会社によってかなりバラつきがあるのが実情です。

「平均年収」を気にする事自体余り意味がないと思う位にバラバラ^^;

なので、上記サイトの様に様々な数字が出てきても致し方無いでしょう。

 

でも敢えて、ぼくの個人的意見を言わせて頂くとこんな感じです↓

(自身の経験、デザイナーの同級生との飲み会や、色々教えてくれた先輩の話が情報元です。2016年現在、情報鮮度は高い方だと思います)

 

インハウスデザイナーのケース

■新卒新人デザイナー=300~400万

■5年目デザイナー=400~500万

■10年目デザイナー=600~800万

■役職付(課長クラス)=800~1800万

役職付(部長クラス)=1200~2500万

 

多分こんな感じかと思います。会社員なので、デザイナーとしての実力よりも所属している企業の事業規模に拠る所が大きいでしょう。ちなみに、約6割のプロダクトデザイナーがインハウスとして働いているらしいですね。人数にすると、全国で1万2千人ほどでしょうか?

 

デザイン事務所・比較的規模の小さい会社

上記の数値よりも低くなるケースが多いでしょう。

平均すると年収500万

と予測します。

しかし規模が小さい会社だと幅広くスキル身に付くので、デザイナーとして成長して転職、独立して金銭的に成功する方もいますね。

 

フリーランスや独立

これはもうピンキリなので分かりませんσ(^_^;)

ワーキングプアと変わらないレベルから億単位で稼ぐ方までいると思います。

(ぼくの周りではいないので何とも言えませんが・・・)

 

海外のデザイナーの給料 

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上記が日本でプロダクトデザイナーとして働いた際の目安年収です。

そして、ここからはちょっと悲しいお話。。。

 

欧米のプロダクトデザイナーと年収を比較すると日本は相当安いです^^;

恐らく2倍まではいかないまでもかなりの差があるはずです。これはエンジニア・プログラマーなどの他の専門技術職と全く同じ状態ですね。海外事業所で現地の人材を採用する際に苦労している企業も多いでしょう。

もちろん雇用形態などの違いはあるのでしょうが、実際の話を聞くと悲しくなってしまいます・・・(´_`。)

 

20代で1000万越えとか普通にいるの様です。

もしあなたが英語が話せるのならば海を渡った方が良いかもしれませんね^^;

(日本の企業に勤めていても、海外出向すればその期間中はお給料が1.5倍ほどになります)

 

また、中国やインドでは世界中の企業が進出していて、デザイナーのヘッドハンティングなどが相当盛んなようです。給料・人件費も凄い勢いで高くなっているので、もうすでに日本と変わらなくなっているか、数年もすれば追い越されてしまうかもしれません。。。

 

現状、業界はそんな状況です。

 

まとめ 

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プロダクトデザイナーのお給料についてのリアルなお話しでした。

この数字をどう捉えるかはあなたに委ねます^^;

そして僕の周りでの認識で、守備範囲や母数が少ない結果なので偏りもあります。当然違う意見の方もいるでしょう。あくまでリファレンスとしてお考え下さいね。

 

carbon

プロダクトデザイナー:新卒で大手インハウスデザイナー→フランスで3年働く→東京へ帰国したが働き方に疑問を持ち転職→テレワークをフル活用し湘南の海側へ移住→複業スタイルで新しい働き方にチャレンジ中!

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