多くのデザイナーが絶賛!?【マインクラフト教育】で創造力UP!
★Designer’sコラム2020/8/14
先日同僚とマインクラフト×教育の話をしました。
最近小学生の間で「Minecraft」通称「マイクラ」がものすごく流行ってますよね?
「マインクラフトで子供の創造性を伸ばせるか?」
デザイナーの立場として答えるなら、間違いなく答えは「イエス!」ですね。
幾人かのデザイナーさんと話してみたら、自分以外にもマインクラフトが創造力を鍛えるのにもってこいのゲームだと感じている人は多かったみたいです。調べてみれば、既にいくつかの小学校ではカリキュラムに取り入れているそうですね。これ、賛成です!
「もうすぐマインクラフトで遊び育った有名クリエイターがもうすぐ誕生するのは間違いない!」と、断言すら出来ます。
マインクラフトが初めて世に出たのが2009年、今日は2020年なので既に11年が経っています。と、言うことは発売当初10歳のお子さんがマインクラフトで育ち今年には21歳になっています。
きっと既にデザイナーなどクリエイターとして社会人の第一歩を歩み初めている人も少なくないでしょう。
あと数年もすれば、世の中で頭角を現した彼ら彼女たちは有名デザイナーやアーティストとして活躍すると確信しています。
どうすればクリエイティブな人に育つのか?
「創造力はどうすれば鍛えられるのか?」長年教育の場では色々な試みがなされているのでしょう。ですが、未だに「インプット型教育の日本ではクリエイティブな人材が育たない」という声をたびたび耳にします。
仕事柄、個人的にも「創造力はどうすれば鍛えられるのか?」に大変興味があります。
私は「きっと子供の頃の遊び方がクリエイティビティーに影響するのではないか?」と考えていて、事あるごとに知り合いのデザイナーさんやクリエイターさんの小さい頃好きだった遊びを聞いています。
もちろんアウトドア派やインドア派など違いはあるのですが、彼らに共通するのは「自由度の高い遊びを好んでいた」という事実です。何かを描いたり、作ったり、表現系の習い事をしていたり、という感じです。
「クリエイターでテレビっ子」って実は殆どいないんですよ。
テレビや一部のゲームはかなり受け身なコンテンツなので、クリエイティブな素養がある子供にとってはもの足りないのかもしれませんね。積み木だったりレゴブロック、お絵かきや工作、秘密基地づくりやおままごとなど、遊び方そのものに創作意欲が沸く子は将来クリエイターになる確率が高い様です。
やっぱりルールでガチガチに決められた遊びや、受け身で楽しめるコンテンツではなく、自分で考え手や体を動かしアウトプットをベースとした遊びがクリエイティブな人を育てるのでしょう。
マインクラフトは次世代のクリエイターを育んでいる
その点、マインクラフトはかなり自由度が高いですよね?
デジタル世界での遊びなので、自由度は既存のおもちゃや遊び以上です。
そんなマインクラフトが小学生の間で流行っているなんて、デザイン業界で働いている身としてはすごく嬉しいんですよ。
クリエイティブ業界で絶賛「デジタルシフト」が叫ばれている現在、マインクラフト世代のデジタルクリエイターの活躍が待ち遠しいです。これからすごい若手が増えていきそうで楽しみです!